セッション詳細
[2PS-09]【J】アカデミア創薬会議 2025
2025年12月4日(木) 14:20 〜 16:20
第9会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「411+412」)
オーガナイザー:池田 幸樹(京都大学), 井上 喜来々(大阪公立大学)
アカデミア創薬が浸透してきた昨今、アカデミア初のシーズが数多く発信されている。しかし、シーズ件数に対して1%程度の共同研究しか生まれていないのも事実である。このギャップは両者の創薬に対する意識によるものが大きい。この溝を埋めるために注目されているのが、ニーズ=患者の声、である。ニーズに寄り添い、お互いをリスペクトし手を取り合って開発を進める体制を構築しなくては困難な病気に打ち勝つことは難しい。本会議では医療ニーズに立脚した医薬品や技術の開発などに注目して議論を深め、アカデミアと企業が共創できる創薬の道を探る。
Introduction
[2PS-09-01]肝細胞–肝星細胞間接着に着目した肝星細胞活性化制御機構の解明:新たな肝線維化治療標的因子の探索
○井上 喜来々1,2、松原 勤3、宇留島 隼人3、湯浅 秀人3、大黒 敦子3、河田 則文4、吉里 勝利5、鈴木 孝幸1、松原 三佐子5,6 (1. 大阪公立大学・理・生物、2. 大阪公立大・医・肝胆膵内科、3. 大阪公立大・医・機能細胞形態学、4. 大阪公立大・医・肝癌治療学寄附講座、5. 大阪公立大・医・合成生物学寄付講座、6. 大阪公立大・獣医・細胞分子生物学)
[2PS-09-02]GPCR–TRPチャネル間クロストークの分子機構解明と、未踏GPCR創薬への展望
○森山 さくら1,2、日沼 州司2、黒田 俊一1,2 (1. 大阪大学大学院 生命機能研究科、2. 大阪大学 産業科学研究所)
[2PS-09-04(2P-971)]GWASとTWASの融合に基づく機械学習による希少疾患の創薬標的探索
○難波 里子1、岩田 通夫2、濡木 真一3、大谷 則子1、山西 芳裕1 (1. 名古屋大・院情・複雑系科学、2. 九工大・院情報工学・生命化学情報、3. 大分大・医・臨床薬理)
[2PS-09-05(2P-782)]創薬AI「AMP-Atlas」による中分子抗菌ペプチドの網羅的探索と進化的最適化
○大谷 悠喜1,2、古賀 大介1、宇垣 多恵1、脇阪 康成1、清水 秀幸1,2 (1. 東京科学大学・総合研究院、2. 東京科学大学大学院・医歯学総合研究科)
[2PS-09-06(2P-304)]Designable LNPの細胞指向性メカニズム解明に向けた脂細胞膜模倣SUVとの相互作用解析(第2報)
○古谷 梢1、奥村 周1、高田 正彬1、菅野 美津子1 (1. 株式会社東芝)
[2PS-09-07]血液脳関門を一過的にゆるめ脳内に薬物を送達する低分子化合物の開発
井上 采人1、白倉 圭佑1、白野 敦也1、池田 幸樹2、田口 純平3、冨田 里美3、橘 敬祐1、辻川 和丈1、細谷 孝充3、竹田 浩之4、近藤 昌夫1,5、藤尾 慈1,5、○岡田 欣晃1,5 (1. 阪大・院薬、2. 京大・iCeMS、3. 科学大・総合研究院、4. 愛大・PROS、5. 阪大・CiDER)
[2PS-09-09]不妊症治療薬の世界展開に向けて
○池田 幸樹1、松浦 徹2、吉田 真子2、小林 達也3、Tam Pham2、岡部 美紀4、樋口 香子3、高橋 敬一4、徳弘 圭造5、橋本 佳子6,7、岡田 英孝7、蔦 幸治2 (1. 京都大・高等研究院・iCeMS、2. 関西医大・医・病理、3. 藤田医科大・医療科学・レギュラトリーサイエンス、4. 高橋ウィメンズクリニック、5. 関西医大・生命医学・ゲノム編集、6. 吹田徳洲会病院・産婦人科、7. 関西医大・医・産婦人科)
