セッション詳細
[3PS-10]【J】植物の運動:目立たないが重要な運動のメカニズムを探る
2025年12月5日(金) 14:20 〜 16:20
第10会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「413」)
オーガナイザー:森田(寺尾) 美代(基礎生物学研究所), 郷 達明(奈良先端科学技術大学院大学)
植物は、人間の目には捉えにくいものの、成長や環境応答の過程で絶えず動き続けている。植物の運動は、タイムスケール、駆動機構、直面する力のダイナミックレンジにおいて、動物とは本質的に異なる。本シンポジウムでは、植物の普遍的な運動の基盤メカニズムを、生理学、分子遺伝学、細胞生物学、物理・工学、進化の各視点から最前線の研究者が紹介する。分野横断的な議論を通じ、新たな展望を切り開く。
[3PS-10-01]「植物の重力方向に応じた運動」シロイヌナズナの根が重力方向を認識して伸長方向を調節する分子メカニズム
○西村 岳志1、四方 明格1、平野 良憲2、森田(寺尾) 美代1 (1. 自然科学研究機構・基礎生物学研究所、2. 東大・院薬)
[3PS-10-02]根は重力に応答してどのように曲がるのか?―細胞伸長制御による駆動機構
○郷 達明1、相馬 優輝1、笠谷 光流1、米倉 崇晃2、津川 暁3、中島 敬二1 (1. 奈良先端大・バイオサイエンス、2. 東大・院理、3. 秋田県立大・システム科学技術)
[3PS-10-03]重力に応答した植物の屈曲運動における姿勢復元力の力学的な意義
○上田 晴子1,2、津川 暁3 (1. 甲南大・理工、2. 甲南大・院自然科学、3. 秋田県大・システム)
