セッション詳細

[3PS-11]【J】「延長された表現型」の分子メカニズム:異種生物同士の相互作用を支えるエフェクター研究の最前線

2025年12月5日(金) 14:20 〜 16:20
第11会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「414+415」)
オーガナイザー:丹羽 隆介(筑波大学), 春本 敏之(産業技術総合研究所)
自然界では、ある生物の遺伝情報が、他種の生物の表現型として発現していると解釈される現象が、特に寄生や内部共生といった近接的な生物間相互作用において普遍的にみられる。このような現象は、Dawkins (1982) によって提唱された「延長された表現型」の典型例である。しかし、その具体的な分子メカニズムについてはほとんど理解が進んでいない。本シンポジウムは、「延長された表現型」の分子機構に関する様々な生物を用いた研究の最前線を紹介することを目的とする。

Introduction

[3PS-11-02]寄生虫ハリガネムシ類における宿主からの大規模な遺伝子水平伝播の分子機構とその進化

○三品 達平1、谷 聖太郎2、飯田 聡子2、邱 名鍾3、猪塚 彬土4、門田 満隆5、工樂 樹洋6、佐藤 拓哉2 (1. 九大・院農、2. 京大・生態研セ、3. 国立台湾大・昆虫、4. タカラバイオ、5. 理研BDR、6. 遺伝研)
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[3PS-11-03]ファイトプラズマのエフェクターによる植物の花形態操作の分子構造基盤

○岩渕 望1 (1. 東大・院農)
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[3PS-11-04]異種ショウジョウバエ間の分泌性C型レクチンの多様性とその寄生蜂抵抗性に与える影響

○上山 拓己1、森 一葉2、島田 裕子1、丹羽 隆介1 (1. 筑波大・TARA、2. 筑波大・生物学学位P)
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[3PS-11-05]植物寄生性線虫が仕掛ける植物根改変のすすめ

○大津 美奈1 (1. 奈良先端大・バイオ)
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[3PS-11-06]昆虫共生体が持つオス殺し因子の作用機序にせまる

○春本 敏之1 (1. 筑波大学)
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総合討論