セッション詳細
[3AS-13]【J】ゲノムエポックが引き起こした大進化を探す
2025年12月5日(金) 9:00 〜 11:00
第13会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「418」)
オーガナイザー:遠藤 俊徳(北海道大学), 峯田 克彦(早稲田大学・静岡理工科大学)
生物の大進化はどのようにして起きるのだろうか。このダーウィン以来の大問題は、多くの生物ゲノムが解読された今も未解明のまま取り残されている。ゲノム倍加が見られる生物でもみかけがほとんど変わらない例は多い。むしろ、小規模であっても重大な質的変化こそが、生物の大進化を生み出したのだろう。例えば眼の誕生に関わった遺伝子は多細胞生物の劇的な多様化を導いたとされる。こうした質的変化、ゲノムエポックについて考えたい。
Introduction
[3AS-13-01]ゲノムエポックとしてのゲノムビッグバン現象はAIで解明できるか?
○五條堀 孝1,2,3,4 (1. マリンオープンイノベーション機構、2. 国立成功大学、3. アブドラ国王科学技術大学、4. 早稲田大学)
[3AS-13-03(3P-032)]単孔類の全ゲノムDNAメチル化解析で見られた高度にメチル化された領域
○青砥 早希1、岡村 浩司2 (1. 国立成育セ・メディカルゲノム、2. 国立成育セ・システム発生)
[3AS-13-04(3P-541)]動物多細胞化の分子メカニズム ― 単細胞ホロゾアの細胞接着・シグナル伝達遺伝子
○菅 裕1、傳保 聖太郎1、日野 礼仁1、江藤 凛1、清水 心園1 (1. 県立広島大学)
[3AS-13-05]レトロウイルス膜タンパク質に由来するタンパク質コード配列のダイナミックな進化
○中川 草1、北尾 晃一2、Jin Lihua1、Kryukov Kirill3 (1. 東海大・医・分子生命、2. 名大・院農・動物科学、3. データサイエンス共利基盤・遺伝研)
[3AS-13-06(3P-616)]レトロエレメント由来PEG10遺伝子がもたらした哺乳類胎盤進化・成立へのインパクト
○志浦 寛相1、藤井 万由子1、幸田 尚1、金児-石野 知子2、石野 史敏3 (1. 山梨大・生命環境、2. 東海大‧医、3. 科学大‧統合研究機構)
[3AS-13-07(3P-322)]ウイルス由来の「遺伝子獲得」が哺乳類の「胎生進化」と「脳機能高度化」に与えたインパクト
○石野 史敏1、入江 将仁2、志浦 寛相3、北澤 萌恵3、藤岡 慶史4、金児ー石野 知子5 (1. 東京科学大・リサーチインフラ、2. NPO法人遺伝子情報解析センター、3. 山梨大・生命環境、4. 理研・生命医科学研究センター、5. 東海大・医学部)
