セッション詳細
[3PS-14]【E】ここまで来た腎臓オルガノイド研究 ~腎臓再生への道~
2025年12月5日(金) 14:20 〜 16:20
第14会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「419」)
オーガナイザー:高里 実(理化学研究所), 横川 隆司(京都大学)
共催 国際先導研究(西中村代表)「腎臓を創る」
世界人口の約10%が慢性腎臓病を患っているとされており、200万人以上が人工透析や腎移植を受けている 。その一方で、根治的治療法は存在せず腎移植のドナーも圧倒的に不足している。複雑な構造と機能を有 する腎臓を人工的に作るということは夢物語とされていたが、2014年に腎臓オルガノイド作製が成功したことで、流れが一変した。この10年で腎臓オルガノイドは遺伝性腎疾患 の病態再現に用いられつつある。しかし現行のヒトオルガノイドは腎臓という臓器に特有の全体構造をまだ有しておらず、機能的にも未熟である。本シンポジウムでは、将来の移植医療のために、高次な構造と機能、成熟度を持つ次世代腎臓オルガノイドの作製を目指した最先端研究を紹介する。
世界人口の約10%が慢性腎臓病を患っているとされており、200万人以上が人工透析や腎移植を受けている 。その一方で、根治的治療法は存在せず腎移植のドナーも圧倒的に不足している。複雑な構造と機能を有 する腎臓を人工的に作るということは夢物語とされていたが、2014年に腎臓オルガノイド作製が成功したことで、流れが一変した。この10年で腎臓オルガノイドは遺伝性腎疾患 の病態再現に用いられつつある。しかし現行のヒトオルガノイドは腎臓という臓器に特有の全体構造をまだ有しておらず、機能的にも未熟である。本シンポジウムでは、将来の移植医療のために、高次な構造と機能、成熟度を持つ次世代腎臓オルガノイドの作製を目指した最先端研究を紹介する。
Introduction
[3PS-14-02]Vascular integration and remodeling in kidney organoids upon transplantation
○Cathelijne W. van den Berg1,2, Marije Koning1, Sébastien J. Dumas1, Ton J. Rabelink1,2 (1. Department of Internal Medicine - Nephrology, Leiden University Medical Center, Leiden, Netherlands, 2. The Novo Nordisk Foundation Center for Stem Cell Medicine (reNEW), Leiden, Netherlands)
