セッション詳細
[3MS-03]【J】美しい脈管ネットワークで決まる臓器機能
2025年12月5日(金) 11:15 〜 12:35
第3会場(パシフィコ横浜 会議センター 3F「302」)
オーガナイザー:坂上 倫久(愛媛大学), 吉松 康裕(新潟大学)
近年の組織透明化技術と生体イメージングの進歩は、各臓器が織りなす血管ネットワークの全容を明らかにしつつある。それぞれの臓器は、まるで異なる設計図に基づくかのように独自の血管構築を示し、従来知られていた酸素・栄養供給の役割を超えて、臓器特異的な新たな機能の存在を示唆している。本シンポジウムでは、組織固有の美しい脈管ネットワークを紹介し、その構造が紐解く新しい生物学的知見について議論を深める。
Introduction
[3MS-03-01]広視野2光子ライトシート顕微鏡の開発と脈管網の4Dライブイメージング
○齋藤 卓1、高根沢 聡太2、川上 良介3、塚本 脩仁1、鶴旨 篤司2、尾﨑 良太郎1、今村 健志3 (1. 愛媛大・院理工、2. (株)ニコンソリューションズ、3. 愛媛大・院医)
[3MS-03-02]組織透明化手法を用いた3次元脈管構造解析
○高橋 恵生1,2、宮園 浩平2,3 (1. 東大・院理・生体分子化学、2. 理研・生命医科学研究センター、3. 東大・院医・応用病理学)
[3MS-03-04]疾患進展に伴う組織特異的アンジオクラインファクター変動と恒常性破綻
○木戸屋 浩康1、Lamri Lynda1、鈴木 達也2、岡本 徹2 (1. 福井大学学術研究院医学系部門 血管統御学、2. 順天堂大学大学院医学研究科ウイルス学)
