セッション詳細
[S02★☆]植物・菌体由来ナノ粒子研究の進展と新規機能性素材としての将来展望
2026年3月27日(金) 9:30 〜 11:30
第06会場 (F402 第2学舎4号館 F棟 [4F])
オーガナイザー:鈴木 亮 (帝京大薬)、板倉 祥子 (東京理大)
近年、動物細胞が分泌する細胞外小胞(EVs)の機能が明らかになりつつあり、これらを疾病の診断や治療に応用する試みが世界的に活発化している。この動物細胞由来EVsは、細胞間コミュニケーションを担う重要な因子であり、バイオマーカーやドラッグデリバリーシステム(DDS)としての利用が期待されている。一方、植物や菌類に由来する膜小胞やナノ粒子にも、起源に由来する特有の天然物由来成分が含まれており、非動物由来の新規機能性ナノバイオマテリアルとして注目されている。最近では、その機能を利用した細胞活性化や疾病治療への応用に関する研究が進展している。しかし、これらナノ粒子の物理化学的特性や生体応答に関する理解は依然として限定的であり、作用機序の解明や品質の標準化など実用化に向けた課題は多い。
そこで本シンポジウムでは、植物や菌類など動物細胞とは異なる起源を有する非動物由来の膜小胞やナノ粒子に焦点を当て、機能解析から医薬品開発への応用に至る研究を牽引する研究者から最先端の研究成果を紹介していただく。そして、学際的な視点から、これらの素材を次世代医療における新たな機能性基盤として活用するための将来展望について議論する。
そこで本シンポジウムでは、植物や菌類など動物細胞とは異なる起源を有する非動物由来の膜小胞やナノ粒子に焦点を当て、機能解析から医薬品開発への応用に至る研究を牽引する研究者から最先端の研究成果を紹介していただく。そして、学際的な視点から、これらの素材を次世代医療における新たな機能性基盤として活用するための将来展望について議論する。
オーガナイザー挨拶・趣旨説明
鈴木 亮(帝京大薬)
[S02-1]細菌における膜小胞を介した物質送達とその応用
○豊福 雅典1 (1. 筑波大生命環境)
[S02-2]食用植物由来エクソソーム様ナノ小胞の機能解明と内包miRNAの特性解析
○片山 茂1 (1. 信州大院農)
[S02-3]植物を基盤としたナノバイオマテリアル開発
○板倉 祥子1,2、草森 浩輔1,2、西川 元也1,2 (1. 東京理大薬、2. 東京理大総研)
[S02-4]人類はなぜ植物を水で煎じて飲むのか?
―漢方研究からの発信する免疫研究の新展開―
○小泉 桂一1 (1. 富山大和漢研)
[S02-5]天然物由来ナノ粒子の免疫アジュバントとしての可能性評価
○鈴木 亮1 (1. 帝京大薬)
