セッション詳細
[S20★☆]生体バリア研究のフロンティア:疾患の理解と制御に向けた新展開
2026年3月27日(金) 15:30 〜 17:30
第06会場 (F402 第2学舎4号館 F棟 [4F])
オーガナイザー:武村 直紀 (阪大院薬)、岡田 欣晃 (阪大院薬)
生体には、免疫細胞、上皮細胞、血管内皮細胞などが協調して構成する多層的なバリア機構が存在し、外部からの有害因子の侵入を防ぐとともに、内部で生じたストレスの拡散を抑制し、生理的恒常性を維持している。これらのバリアは単なる物理的障壁にとどまらず、細胞間接触や液性因子を介して多様な情報伝達を行う、多面的かつ高度な生体機構である。一方で、こうしたバリア機能の破綻や異常化は、多様な病態の発症・進展に深く関与する。そのため、バリア機能の維持や障害に関わるメカニズムを理解することは、疾患の病態解明とその理解を基盤とした効果的な治療戦略の構築につながる。
本シンポジウムでは、界面活性剤や環境微粒子による生体バリアの破綻メカニズムとアレルギー発症、腸管バリアを介した食事-腸内細菌-免疫軸による感染防御、マイクロ流体デバイスを用いた生体バリア模倣システムの構築と創薬応用、さらに血液脳関門の制御技術開発による脳疾患治療戦略まで、多様な臓器・視点からバリア研究の最前線を紹介する。これらの最新知見を共有し、分野横断的な議論を通じて、生体バリアの統合的理解に基づく新たな疾患制御・創薬戦略の構築を目指す。
本シンポジウムでは、界面活性剤や環境微粒子による生体バリアの破綻メカニズムとアレルギー発症、腸管バリアを介した食事-腸内細菌-免疫軸による感染防御、マイクロ流体デバイスを用いた生体バリア模倣システムの構築と創薬応用、さらに血液脳関門の制御技術開発による脳疾患治療戦略まで、多様な臓器・視点からバリア研究の最前線を紹介する。これらの最新知見を共有し、分野横断的な議論を通じて、生体バリアの統合的理解に基づく新たな疾患制御・創薬戦略の構築を目指す。
オーガナイザー挨拶
武村 直紀,岡田 欣晃(阪大院薬)
[S20-1]気道上皮バリア破綻を起因とする疾患の理解と制御
○森田 英明1,2 (1. 国立成育医療研究セ免疫アレルギー・感染研、2. 国立成育医療研究セアレルギーセンター)
[S20-2]微粒子による生体バリア破綻を起因とする疾患の理解と制御
○武村 直紀1 (1. 阪大院薬)
[S20-3]食事-腸内細菌軸による多応答性IgA応答の誘導
○髙橋 大輔1、丸田 ひかり1、服部 きさら1、長谷 耕二1 (1. 慶應大薬)
[S20-4]生体バリア破綻メカニズムの解明に向けた生体模倣システムの構築と応用
○高山 和雄1 (1. 東京科学大難研)
[S20-5]血液脳関門の制御分子の開発と脳疾患治療への応用
○岡田 欣晃1,2、池田 幸樹3、細谷 孝充4、竹田 浩之5、近藤 昌夫1,2、藤尾 慈1,2 (1. 阪大院薬、2. 阪大CiDER、3. 京大iCeMS、4. 東京科学大IIR生材研、5. 愛媛大PROS)
