セッション詳細

[S14★☆]特異体質性薬物性肝障害研究のフロントライン
―特異体質性薬物性肝障害の予測は可能か?―

2026年3月27日(金) 13:10 〜 15:10
第09会場 (B401 第2学舎1号館 B棟 [4F])
オーガナイザー:加藤 隆児 (大阪医薬大薬)
 特異体質性薬物副反応は、遺伝的背景や免疫応答など個体差に起因する重篤な有害事象であり、時として死に至る場合もあることから、薬物治療における大きな安全性上の課題となっている。これらの副反応は予測が困難であり、新薬の開発段階や市販後においても、臨床上の深刻な問題として注目されている。しかし、発症機序の詳細は不明であり、その解明が求められている。
 本シンポジウムでは、企業および大学で特異体質性薬物副反応の研究に取り組む最前線の研究者が集い、最新の研究成果とその応用の可能性について考える。具体的には、分子レベルでの発症機構の解明、バイオマーカーの探索と評価、網羅的解析によるリスク予測、ならびにモデル動物を用いた前臨床研究など、様々な観点から議論を行う。また、企業における創薬・開発戦略の中での取り組みや、安全性評価手法への実装、さらに規制当局との連携を見据えたレギュラトリーサイエンスの視点も紹介し、基礎研究と実務の接点を意識した議論を行う。
 本シンポジウムは、特異体質性薬物副反応という未解決課題に対し、産学が協働して取り組むための知見共有とネットワーキングの場となることを目指す。

オーガナイザー挨拶
加藤 隆児(大阪医薬大薬)

[S14-2]免疫介在性肝毒性回避戦略と課題

○篠澤 忠紘1 (1. 武田薬品工業)

[S14-3]反応性代謝物を介した薬剤性肝障害の分子リスク評価に向けた網羅的プロテオーム解析

○伴 涼太朗1、山中 水月2、柿木 基治1、井上 和子1、小森 高文1、田中 早織2、加藤 隆児2 (1. エーザイ、2. 大阪医薬大薬)

[S14-4]損傷関連分子パターン(DAMPs)は特異体質性薬物性肝障害の予測マーカに成り得るのか?

○田中 早織1、加藤 隆児1 (1. 大阪医薬大薬)

総合討論