セッション詳細
[JS06★☆]漢方薬(和漢薬)が拓く薬学の未来:和漢医薬でつながる基礎、臨床、そして、教育
2026年3月27日(金) 15:30 〜 17:30
第09会場 (B401 第2学舎1号館 B棟 [4F])
オーガナイザー:田嶋 公人 (城西国際大薬)、赤瀬 朋秀 (日本経済大院経営)
日本薬学会,一般社団法人和漢医薬学会 共催
本シンポジウムは和漢医薬学会と日本薬学会のジョイント・シンポジウムです。
漢方薬が現代医療で重要な選択肢として普及し、医師の80%以上が漢方薬を処方していると言われています。それは患者が漢方薬の治療に興味を持っていることと、漢方薬の科学的エビデンスの蓄積により、薬学の言葉でも作用機序や副作用発現などを説明できるようになったことが一因と考えられます。しかし、漢方薬の普及とともに、処方する医師の多くは漢方医学の理論に基づいた病状診断である「証」を考慮していないことも明らかになりました。このような課題に対し薬学部でも漢方医学を2002年から薬学教育モデル・コア・カリキュラムに採録され問題解決が試みられています。漢方薬はこれからも基礎と臨床研究、そして、それらを適切に扱うための教育との繋がりにより十分な治療効果が得られると考えます。本シンポジウムは、基調講演に「病態、薬能を考えて理論的に使う漢方薬」と題し薬学におけるこれからの漢方薬について触れ、漢方薬からみた我が国の医療課題に踏み込みます。そして、最新の漢方薬の科学的エビデンスをご紹介いただき漢方理論と科学的エビデンスの融合が進んでいることを実感していただきます。さらに、我が国で独自に発展してきた漢方薬(和漢薬)が私たちの健康を守る大切な医療資源として捉え、薬学教育における漢方薬の重要性が改めて理解されることを期待しています。
漢方薬が現代医療で重要な選択肢として普及し、医師の80%以上が漢方薬を処方していると言われています。それは患者が漢方薬の治療に興味を持っていることと、漢方薬の科学的エビデンスの蓄積により、薬学の言葉でも作用機序や副作用発現などを説明できるようになったことが一因と考えられます。しかし、漢方薬の普及とともに、処方する医師の多くは漢方医学の理論に基づいた病状診断である「証」を考慮していないことも明らかになりました。このような課題に対し薬学部でも漢方医学を2002年から薬学教育モデル・コア・カリキュラムに採録され問題解決が試みられています。漢方薬はこれからも基礎と臨床研究、そして、それらを適切に扱うための教育との繋がりにより十分な治療効果が得られると考えます。本シンポジウムは、基調講演に「病態、薬能を考えて理論的に使う漢方薬」と題し薬学におけるこれからの漢方薬について触れ、漢方薬からみた我が国の医療課題に踏み込みます。そして、最新の漢方薬の科学的エビデンスをご紹介いただき漢方理論と科学的エビデンスの融合が進んでいることを実感していただきます。さらに、我が国で独自に発展してきた漢方薬(和漢薬)が私たちの健康を守る大切な医療資源として捉え、薬学教育における漢方薬の重要性が改めて理解されることを期待しています。
オーガナイザー挨拶
赤瀬 朋秀(日本経済大院経営)
[JS06-1]病態、薬能を考えて理論的に使う漢方薬
○中島 正光1 (1. 広島国際大薬)
[JS06-2]医療現場における漢方薬(和漢薬)の現状と課題
○野上 達也1、畝田 一司2、吉野 鉄大3、伊東 秀憲4、井元 清哉5 (1. 東海大医、2. 福島医大医、3. 慶応大医、4. 北里大病院漢方鍼灸治療セ、5. 東大医科研)
[JS06-3]漢方薬の保険診療を取り巻く諸問題
○赤瀬 朋秀1 (1. 日本経済大院経営)
[JS06-4]広範囲スペクトラムを有する麻黄と桂皮の抗ウイルス作用について
○鍋島 茂樹1 (1. 福岡大医)
[JS06-5]五苓散が拓く脳の薬理学:AQP4を介した水の制御と新たな可能性
○村上 一仁1 (1. ツムラ漢方研)
[JS06-6]便秘に適応を有する大黄含有漢方薬の瀉下作用の特性とそのメカニズム解析
○今 理紗子1 (1. 星薬大)
[JS06-7]和漢薬学の現在と将来の展望
○稲垣 直樹1 (1. 岐阜医療大薬)
