セッション詳細
[S18★☆]抗体医薬品の非臨床薬物動態・安全性評価に関する最新動向と今後の展望~新しい時代の幕開けに
2026年3月27日(金) 13:10 〜 15:10
第20会場 (D302 第3学舎4号館 D棟 [3F])
オーガナイザー:石井 明子 (国立医薬品食品衛生研)、鈴木 睦 (製薬協/協和キリン)
抗体医薬品は、標的特異性が高く非特異的な有害作用が少ないことから、優れたモダリティとして定着し、様々な改変型の抗体医薬品の開発により、更なる発展の途上にある。これまでに抗体医薬品の評価に関する基本的な考え方は確立されているが、2025年4月に米国FDAより、抗体医薬品を最初の対象としてNew Approach Methodologies (NAMs)の利用促進により動物を用いた非臨床試験を削減する方針が示された。NAMsの利用により、動物実験の削減のみならず、動物での評価が困難であった毒性に関するin vitroあるいはin silico評価が実現すれば、ヒト予測性の向上も期待される。今後、国内外でNAMsの導入が急速に進む可能性があり、本邦においても必要な技術開発と、新たな評価手法の適格性に関する適切な評価・判断が必要となる。本シンポジウムでは、抗体医薬品の非臨床評価に関する概論とNAMsの利活用に関する現状と課題の他、抗体医薬品の薬物動態や安全性の評価に関する技術開発とその応用例、抗体薬物複合体の標的抗原に依存しない細胞傷害活性評価の事例等について、アカデミア及び企業の立場から、最新の知見をご発表いただくことで、日本の現在地を確認し、今後の方向性について議論したい。
抗体医薬品の非臨床薬物動態・安全性評価に関する最新動向と展望:趣旨説明
石井 明子(国立衛研)
[S18-1]非臨床安全性評価の国際動向と抗体医薬品評価における新規評価手法(NAMs)活用への展望
○平林 容子1 (1. 国立衛研)
[S18-2]ヒト生体模倣血液脳関門モデルを用いた脳移行性抗体評価法の開発
○降幡 知巳1 (1. 東薬大薬)
[S18-3]次世代抗体医薬品の非臨床薬物動態研究
○原谷 健太1 (1. 中外製薬株式会社 研究本部 バイオ医薬研究部)
[S18-4]抗体薬物複合体の標的抗原非依存性細胞傷害活性のin vitro評価
○青山 道彦1 (1. 国立衛研)
[S18-5]抗体医薬品の非臨床安全性評価に関する取り組み
○鈴木 睦1,2 (1. 製薬協 医薬品評価委員会 基礎研究部会、2. 協和キリン)
