セッション詳細

[S27★☆]核酸医薬の品質評価の考え方

2026年3月27日(金) 15:30 〜 17:30
第20会場 (D302 第3学舎4号館 D棟 [3F])
オーガナイザー:井上 貴雄 (国立衛研)、川上 純司 (甲南大)、小比賀 聡 (阪大薬)
疾患の原因となる遺伝子の発現を特異的に制御するという従来にない作用機序をもつ核酸医薬は、これまで治療が困難であった難治性疾患の治療法として大きな注目を集めている。実際に、1998年に世界で最初の核酸医薬が登場して以来、現在までに20 品目を超える核酸医薬が世界で承認されている。一方、核酸医薬は、分子量が比較的大きく、ポリアニオン性の化学構造をもち、高度に官能基化されているという構造上の特徴や、主に固相合成によって合成されるという製造上の特徴から、従来の医薬品とは異なる品質管理の考え方が必要となる。我々はAMED次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業「核酸医薬品の製造・精製・分析基盤技術の開発」プロジェクトにおいて、産学官の強固な連携のもと、核酸医薬の製造・精製・分析から規制における課題解決のために研究開発を行なってきた。本シンポジウムでは、この研究開発での取り組みを概説するとともに、核酸医薬の品質管理・品質評価の考え方や本研究開発で培ってきた最先端の分析技術、製造技術に関して報告する。さらに、核酸医薬の品質に関する規制の動向についても紹介したい。

[S27-1]AMED-核酸医薬CMCプロジェクトについて

○小比賀 聡1 (1. 阪大院薬)

[S27-2]審査員からみた核酸医薬の品質評価

○伊藤 浩介1 (1. 医薬品医療機器総合機構)

[S27-3]AmNA含有アンチセンスオリゴヌクレオチドのGMP製造

○岡本 到1 (1. 神戸天然物化学)

[S27-4]核酸医薬の品質管理における新規分析手法

○川上 純司1 (1. 甲南大FIRST)

[S27-5]核酸医薬の不純物の安全性評価に関する検討

○井上 貴雄1 (1. 国立衛研)

[S27-6]国内外の規制整備の動向と技術的ガイダンス作成

○関口 光明1 (1. 塩野義製薬)