セッション詳細
[S44☆]カルコゲン超分子の生命機能と創薬戦略
2026年3月28日(土) 15:30 〜 17:30
第04会場 (E301 第2学舎3号館 E棟 [3F])
オーガナイザー:西田 基宏 (九大院薬)、魏 范研 (東北大院薬)
生命は、電子授受能の優れた第16族元素(総称:カルコゲン)に属する生体必須元素(酸素(O)、硫黄(S)、セレン(Se))を利用したエネルギー獲得とともに進化・発展してきた。これまで、各カルコゲンのレドックス特性のみが着目されてきたが、O、S、Seが生体必須金属とともに直鎖状または環状に連結した複合分子(カルコゲナイド)を生体内で想像以上に多く形成し、個々の元素だけでは説明できないアクティブな機能を発揮することが明らかにされてきた。本シンポジウムでは、生物系・医療系・有機系・物理系の各研究者が集い、生体カルコゲナイドの生成・代謝機構とそのユニークな役割に関する最先端の研究成果を紹介するとともに、それを基にした新しい創薬戦略についても考察する。
[S44-1]Gタンパク質のカルコゲン修飾による心臓の頑健性調節
○西田 基宏1,2 (1. 九州大院薬、2. 生理研/生命創成探究セ)
[S44-2]多様な超カルコゲン化合物の合成と性質
○有澤 美枝子1,2、矢﨑 雅菜1 (1. 九大院農、2. 東北大院医)
[S44-3]RNAカルコゲン修飾による翻訳制御とストレス応答
○魏 范研1,2 (1. 東北大院薬、2. 東北大加齢医研)
[S44-4]カルコゲン代謝ネットワークによるセレノプロテイン発現制御―生理的・病理的意義の探求
○斎藤 芳郎1 (1. 東北大院薬)
[S44-5]多様な生体内超セレン分子の代謝と機能
○鈴木 紀行1、田中 佑樹2、福本 泰典2、小椋 康光2 (1. 東邦大薬、2. 千葉大院薬)
[S44-6]脂質過酸化物を中心とした生体カルコゲナイドの検出に向けて
○山田 健一1 (1. 九大院薬)
