セッション詳細
[S37☆]生体模倣システム(MPS)の現状から利活用の可能性を考える
2026年3月28日(土) 13:10 〜 15:10
第07会場 (F403 第2学舎4号館 F棟 [4F])
オーガナイザー:山崎 大樹 (国立衛研)、石田 誠一 (崇城大)
2025年に入って創薬の非臨床試験に関して欧米の規制当局が相次いで動物実験からの脱却を宣言し、ヒト型in vitro試験法に舵を切り始めた。ヒト型in vitro試験法の中でも注目されている技術の1つに生体模倣システム(MPS: microphysiological systems)がある。MPSを用いた細胞培養では生体外でヒト臓器機能を高精度に模倣することが可能であり、現在それを用いて創薬やその他の分野に応用しようとする動きが世界中で盛んに行われている。本邦では、AMED「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業」にてMPSデバイスおよび搭載細胞の開発(第一期:2017~2021年)が行われ、現在はMPSを用いた評価系開発(第二期:2022~2026年)が進められている。また、AMED規制調和等・評価研究事業(2025~2027年)ではMPSのOECDテストガイドラインへの導入について評価法の開発と並行して国内施設間検証試験が開始され、創薬における適格性認定について関連するステークホルダー間での議論が開始されるなど、MPSの行政的な利活用についても進められている。このような状況の中、本シンポジウムでは様々な分野でMPSが利活用されてきている現状や各分野での議論を整理し、次に必要な一手を議論したい。
趣旨説明
山崎 大樹(国立医薬品食品衛生研)
[S37-1]MPSの社会実装を推進する堅牢性の実証
○伊藤 弓弦1 (1. 筑波大生命環境)
[S37-2]MPSの行政利用に求められる要件とは-AMED MPS2 課題3の取り組みから見えてきた次の一手
○石田 誠一1 (1. 崇城大院 工学研究科 応用生命科学科専攻)
[S37-3]医薬品評価ツールにおける適格性認証に関する製薬企業の現状
○奈良岡 準1,2 (1. アステラス製薬株式会社、2. 日本製薬工業協会)
[S37-4]生体模倣システム(MPS)の行政的利活用に向けた動向
○山崎 大樹1 (1. 国衛研薬理)
