セッション詳細

[S47☆]産官学:医薬品安全性研究におけるレギュラトリーサイエンスを再考する

2026年3月28日(土) 15:30 〜 17:30
第07会場 (F403 第2学舎4号館 F棟 [4F])
オーガナイザー:荒川 大 (名市大)、横田 理 (国立衛研)
動物実験の3R推進を背景に、従来の実験動物に依存しない毒性評価法として New Approach Methodologies(NAMs)が精力的に探索・検討されている。NAMs への期待は高まっているものの、ヒトにおける安全性を適切に予測するためには、それぞれの NAMs がどのような範囲で利用可能か(適用範囲)の明確化が不可欠である。また、単一の手法に依存するのではなく、複数の NAMs を組み合わせた統合的アプローチ(IATA)の構築が求められている。さらに、製薬企業などのエンドユーザーが求めるConcept of Use (CoU)に沿ったNAMsの開発を行う必要性が指摘され、レギュラトリーサイエンスにおいても、これらの技術をどのように規制へ取り込むかについて国際的議論が進みつつある。本シンポジウムでは、まず NAMs の最新動向と残された課題を概説する。そのうえで、アカデミアからは AI・機械学習を活用した薬物・化学物質の安全性評価や、新規in vitroモデルによる薬物胆汁排泄評価など、先端的な試みを紹介する。さらに製薬企業からは、ヒト肝キメラ動物や iPS 細胞を活用した薬物動態予測、胚・胎児発生毒性評価への応用などの事例を取り上げ、医薬品安全性研究における NAMs の可能性と今後の課題について議論を深める。

[S47-1]特定標的臓器・全身毒性に対するNew Approach Methodologies (NAMs)の現状と課題

○横田 理1 (1. 国立衛研)

[S47-2]New Approach Methodologies (NAMs)を活用した定量的な皮膚感作性評価

○安部 賀央里1,2 (1. 名市大院データサイエンス、2. 名市大院薬)

[S47-3]ヒト肝細胞キメラマウスによる薬物動態予測と社内プロジェクトへの応用

○三宅 泰司1、筒井 遥香1 (1. 中外製薬)

[S47-4]NAMsに向けた化合物構造の潜在表現抽出の現状

○水野 忠快1,2 (1. 東大院薬、2. 統数研)

[S47-5]ヒトiPS細胞を用いたin vitro胚・胎児発生毒性アッセイの開発

○石田 萌1 (1. 中外製薬)

[S47-6]胆汁回収が可能なヒト肝細胞モデルicHepを利用した薬物代謝物動態解析

○荒川 大1 (1. 名市大院薬)