セッション詳細

[S39☆]次世代の薬理学を切り拓く:基礎から臨床応用までの挑戦

2026年3月28日(土) 13:10 〜 15:10
第09会場 (B401 第2学舎1号館 B棟 [4F])
オーガナイザー:合田 光寛 (広島大院医)、西村 周泰 (同志社大院)
 近年の薬理学は、疾患の分子基盤に関する基礎的理解の深化と並行して、実用的な治療法の開発や個別化医療の実現に向けた応用研究の重要性が一層高まっている。心疾患や神経疾患といった慢性かつ難治性の疾患領域においては、臓器恒常性を維持する分子機構の破綻や細胞死の制御異常が中心的な病態因子として注目されており、その基礎的理解に基づく革新的治療法の開発が求められている。また、疾患の発症過程を多階層的に捉えるアプローチや、再生医療・分化誘導技術の応用も含め、薬理学的研究の展開は多様性と統合性を増している。本シンポジウムでは、心血管系や中枢神経系における疾患機構の理解と治療戦略の確立を目指し、臓器間ネットワーク、細胞恒常性、再生誘導、細胞死制御といった多様な切り口から次世代薬理研究に挑む若手研究者が一堂に会する。それぞれが異なるモデルや技術を用いて疾患の本質に迫るとともに、基礎から臨床への橋渡しを見据えた戦略的な研究展開を行っており、本シンポジウムは、薬理学が臨床応用へとつながる「創薬科学」として進化する潮流を実感できる場となる。薬理系薬学部会の若手研究者によって構成される本企画は、若手研究者の先進的かつ実装志向の研究活動を紹介するとともに、将来の薬学・薬理学の方向性を展望する貴重な機会となることを期待している。

趣旨説明
合田 光寛(広島大院医系科学)

[S39-1]新規心・腎疾患治療薬としてのsigma-1受容体アゴニストの有用性とその機序

○田頭 秀章1 (1. 秋田大院医)

[S39-2]不全心でのネクローシス様細胞死の病態生理学的役割に関する研究

○丸ノ内 徹郎1、田野中 浩一1 (1. 東京薬大薬)

[S39-3]パーキンソン病関連性疼痛の理解と臨床への橋渡し

○中村 庸輝1、中島 一恵1、森岡 徳光1 (1. 広島大院医系科学)

[S39-4]ヒト幹細胞を用いた再生治療研究に対する薬学領域からのアプローチ

○西村 周泰1 (1. 同志社大院脳科学)

総括
西村 周泰(同志社大院脳科学)