セッション詳細

[JS17☆]「臨床製剤専門薬剤師」認定制度の制定に向けて
ー臨床製剤専門薬剤師に期待されるものとは?ー

2026年3月29日(日) 13:10 〜 15:10
第06会場 (F402 第2学舎4号館 F棟 [4F])
オーガナイザー:花輪 剛久 (東京理大薬)、百 賢二 (昭和医大統括薬剤/昭和医大薬)、柏倉 康治 (帝京大薬)、原田 努 (昭和医大)、望月 勢司 (帝人リジェネット)
日本薬学会,日本薬剤学会 共催
薬剤師は医療現場における製剤学的ニーズに応えるため、「調剤業務の延長行為として錠剤の粉砕、カプセル開封による固形製剤の粉末化、それらを懸濁した懸濁液、消毒薬などの調製」に関わっている。この様な製剤は、市販化されていないが治療上の必要性に応じて調製する「院内製剤」として発展してきた。
 我々は、「院内製剤」の使用期限・保管条件の設定のためには製剤の物理化学的性質の検討に基づく根拠が必要であると考えている。また、このような品質管理、臨床上の根拠の確立は医療機関に限らず在宅医療に関わる調剤薬局で調製・使用される製剤にも必要であると考え、「院内製剤」という呼称を「臨床製剤」に拡大した。
 ところで、院内製剤の調製については「院内製剤の調製および使用に関する指針」が発布されているが、それを遵守するためには、より専門的な知識・技能が必要である。その様な専門知識・技能を担保するため、がん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師など、様々な専門薬剤師制度が策定され、多くの専門薬剤師が医療現場でその専門性を発揮している。
 そこで、本シンポジウムでは日本薬剤学会とのジョイントシンポジウムとして、臨床製剤の調製に関わる薬剤師がPharmacist-Scientistとして、その能力を更に発揮するための「臨床製剤専門薬剤師」の策定を提案し、講演者、参加者とのディスカションを通じて策定の現実性について議論したい。

趣旨説明
花輪 剛久(東京理科大学)

[JS17-1]院内製剤から市販薬へ―メトロニダゾールゲル(ロゼックス®ゲル0.75%)開発の歩み―

○渡部 一宏1 (1. 昭和薬科大学)

[JS17-2]アカデミアから発信する臨床製剤「neo Mohs paste」の調製と評価

○田口 真穂1 (1. 横浜薬大)

[JS17-3]院内製剤の調製に求められる専門性を思考する!<br/>-製剤調製の高度な技術と知識の重要性-<br/>

○後藤 一美1 (1. 聖路加国際病院)

[JS17-4]病院薬剤師による院内製剤調製の現状と展望

○奥田 真弘1 (1. 大阪大病院薬)

[JS17-5]「臨床製剤専門薬剤師」制度策定に向けての課題

○花輪 剛久1、百 賢二2、柏倉 康治3、原田 努4、望月 勢司5 (1. 東京理大薬、2. 昭和医大薬、3. 帝京大薬、4. 昭和医大薬、5. 帝人リジェネット株式会社)

総括