開催概要

第8回実践に基づく医療イノベーション研究会学術集会
テーマ ~どうする医療機器開発~

 

この度、第8回実践に基づく医療イノベーション研究会を2025年8月29日(金)~8月30日(土)に 開催させていただくこととなりました。

 本研究会は産官学を含む開発関係者におけるレギュラトリーサイエンスの理解を深め議論を活性化することを目的に平成29年4月に設立し、平成30年3月から「実践に基づく医療イノベーション研究会」として運営しています。この研究会を通して、関係者のレギュラトリーサイエンスの理解を深め、レギュラトリーサイエンスを柱にした科学的合理性のある製品開発ができる環境整備を進めるとともに、開発エコシステムに必要な人材の育成に貢献したいと考えております。

 第8回となる今回は、「どうする医療機器開発」をテーマに掲げました。保険償還価格の伸び悩み、開発コストの上昇により日本市場の魅力が低下することに伴い、海外製品が日本に入らないデバイスロスが発生しています。第7回の研究会では、デバイスロスを題材に、原因分析、対応策について活発な意見交換を行いました。その議論において、日本市場の魅力低下は課題であるが海外に出るには好機であるとも考えられ、今こそ国内の医療機器開発を見直すことも必要ではないかとの声も聞かれました。国内の医療機器開発環境を最適化することは、デバイスロス対策においても不可欠であることを踏まえ、今回は国内から医療機器開発を発信することをテーマに研究会を開催させていただきたいと考えております。本研究会では、日本の医療を良くしたいという共通認識の下、産官学の関係者が利害を超えて意見交換を行うことで、参加者自身の明日からの実践に繋げることを考え、シンポジウムを企画しています。

 本研究会の運営は会員の参加費で行うべきところではありますが、すべてを賄うのは難しい情勢です。つきましては、本会開催趣旨に深いご理解とご賛同をいただき、格別なご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

第8回実践に基づく医療イノベーション研究会 「どうする医療機器開発」

会期:

2025年8月29日(金)~8月30日(土) 

 

会場:
東京都中央区日本橋本町2-3-11

日本橋ライフサイエンスビルディング

 

代表世話人:
池田 浩治(東北大学病院 臨床研究推進センター開発推進部門)