大会長ご挨拶
2025年室内環境学会学術大会のご案内
2025年室内環境学会学術大会大会長
森田 洋
2025年室内環境学会学術大会は,2025年12月2日(火)~5日(金)の日程で,福岡県北九州市にある北九州国際会議場にて開催いたします。
今年の学術大会のテーマは,「室内環境分野に架ける橋」です。会場となる北九州市は1963年に門司市,小倉市,若松市,八幡市,戸畑市の5市が合併し,九州初の政令指定都市となりました。5市の連携強化のため,若松と戸畑の間には日本の長大吊り橋の先駆けともいわれる若戸大橋が架かり,1973年には門司と本州をつなぐ関門橋も完成しました。また小倉の市街地を流れる紫川にはたくさんの個性的な橋が架けられています。こういった北九州市内に架かる多くの橋は古くは北九州工業地帯として,そして深刻な公害問題を克服した現在は環境未来都市として北九州地区の発展を支えてきました。
室内環境学会は多岐にわたる分野の学会員の皆様で構成されています。また今大会は韓国と台湾の室内環境学会会長を招聘し,国際シンポジウムを開催する予定です。様々な立場や背景を持った方々が参加され,活発な意見交換や議論を深めていくことで,2025年北九州大会が皆様にとって,「より多くの橋を架ける場」となることを切に願っております。
今回の会場である北九州国際会議場は会議場,ホテル,飲食店等が集まる北九州国際コンベンションゾーンに位置し,JR小倉駅北口から徒歩5分と大変交通の便が良いところにあります。また北九州空港や福岡空港からも30分程度で小倉にアクセスできます。
福岡県は豊かな山野や海に囲まれ,海の幸や山の幸の宝庫です。また九州は多くの蔵元が集まる焼酎王国でもあります。懇親会も企画しておりますので,多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。