第32回画像センシングシンポジウム

委員長から

実行委員長・プログラム委員長から

人と知が紡ぐ センシングの未来 

 Visruth.jpg not found

SSII2026実行委員長
山下 隆義
(中部大学)

SSII2026 プログラム委員長
佐藤 育郎
(東京科学大学/デンソーアイティーラボラトリ)

 

第32回 画像センシングシンポジウム (SSII2026)のご案内を申し上げます。

SSIIは1995年の設立以来、画像センシング技術の発展を支える学術シンポジウムとして、産学の枠を越えた知の交流の場を提供し続けて参りました。おかげさまで、 近年では1,500名を超える参加者を迎えるまでに成長し、当該分野における国内 最大規模のシンポジウムとして広くご支持をいただいております。今回のSSII2026 は、長年開催している『パシフィコ横浜』に戻り、2026年6月10日から6月12日に開催す ることとなりました。

SSIIの大きな特徴の一つは、画像センシング・AI技術分野の最新動向を“ワンストップ“で学べる場であることです。プログラムには最新の研究動向や押さえておくべき技術を一挙に把握できる『特別講演』、『チュートリアルセッション』、『技術動向解説 セッション』など、充実した企画セッションを多数ご用意しています。また、毎年好評を博している『オーガナイズドセッション』では、いま注目の話題から現場の未解決課題 に至るまで、多彩なテーマを取り上げ、多角的な討論を通じて展望を共有する機会をご提供します。

皆さまからご投稿いただき、採択された論文はすべて『インタラクティブセッション』 でご発表いただけます。産業界や学術界の研究者・技術者と直接意見を交わし、 研究・技術の深化を図ると共に、新たな連携を築く機会としてご活用いただけます。 さらに、審査で高い評価を得た論文は『スポットライトセッション』での口頭発表により、 その成果を全参加者に向けて広くアピールいただけます。

SSII2026のスローガンは“人と知が紡ぐ、センシングの未来“としました。AIの著し い進化により、私たちの生活様式は大きく変化しています。AIの力を活用すること で、人の知はさらに深化し、新たなイノベーションが次々と生まれています。こうした変化は、より豊かな社会の実現へとつながっていきます。その中で、画像センシング技術はこれらの発展を支える基盤として、極めて重要な役割を担っており、さらなる進化が求められています。『参加者のための学術集会』というSSIIの理念を大切にし、 皆さまにとって実りある学びと交流の場であり続けるよう、実行委員一同、全力を尽くしてまいります。

 このテーマの下、SSII2026では下記の様々なプログラムを企画しております。 

 「特別講演」
 画像センシング関連分野をリードする第一人者をお招きし、技術革新や未来 への展望に関するご講演をいただきます。SSII2026では2件の講演を予定して おります。ご期待ください。

 「チュートリアルセッション」
 画像センシングに関する基礎理論や実用化が進む注目の技術、今話題のホットな技術について、第一線でご活躍の講師陣にわかりやすく解説いただ きます。

 「技術動向解説セッション」
 国際的な研究フィールドでアクティブに活躍されている若手トップ研究者を お招きし、世界最先端の技術研究動向をまとめて一挙に解説いただきます。 今まさに世界中が注目している最新技術や押さえておくべき動向を日本語で 知ることができるチャンスです。

 「オーガナイズドセッション」
 実応用から基礎まで画像センシングの新しい応用&技術革新について 期待が高まるテーマを選りすぐります。

 「インタラクティブ&スポットライトセッション」
 全ての一般論文は対面形式のインタラクティブセッションでご発表いただけます。会場に集まる多様なバックグラウンドの参加者のみなさんと自由な議論を通じて研究・技術の深化を図ると共に、新たな連携を築く機会としてご活用いただけます。また昨年のSSII2024に引き続き、審査により高い評価を得た論文はスポットライトセッションでの口頭発表により、その成果を全参加者にアピールいただけます。 

 さらに、画像センシング技術分野をリードする企業スポンサー様による企業ブース・セミナの開催も予定しております。

 実行委員一同、皆様の積極的なご参加を心よりお待ち申し上げます。