講演情報

[FPoIQwB5-11]移民女性におけるセクシャル・リプロダクティブ・ヘルスサービスの利用に影響を与える要因

*山内 こづえ1 (1. 大手前大学 (日本))
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キーワード:

移民女性、セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス、自己決定

【目的】
セクシャル・リプロダクティブ・ヘルスサービス(SRH)の利用に影響を与える要因を明らかにする
【方法】
2025年6月19〜20日にPubMedおよびCINAHLで検索を実施した。可能な場合は統制語彙を使用し、移民、留学生、妊娠、中絶、自己決定に関連する自由検索語を補足した。
選択基準には、移民、セクシャル・リプロダクティブ・ヘルスにおける自己決定、または自己決定に影響する要因を扱った論文を含めた。
除外基準には、難民、非正規移民、拘留中の移民、移動中の移民、国内移住者、生殖に関する強制支配や虐待に焦点を当てた論文、レビュー論文などを含めた。
【結果】
合計21件の研究が選択基準を満たした。レビューの結果、移民女性のSRHに関する意思決定は、複数の相互に関連する要因によって形成されていることが明らかになった。
母親になることへの期待や男性優位の意思決定などのジェンダー規範は、女性の自律性を制限していた。パートナーからの支援不足、ドメスティックバイオレンス、関係の破綻は、意図しない妊娠や中絶と関連していた。文化的・宗教的信念や、結婚後すぐに妊娠するよう家族からの圧力は、避妊や中絶の実施を困難にした。
さらに、経済的困難、健康保険の欠如、SRHサービスや関連法に関する知識不足、公的医療制度の理解不足といった障壁もみられた。多くの女性は性教育を受けておらず、誤解や神話を抱き、妊娠や避妊に関する恥や文化的沈黙を経験していた。
仕事を失うことへの恐れ、強制送還の不安、法的な不安定さも受診行動を妨げていた。また、孤立感、心理的苦痛、パートナーや医療提供者への依存も報告されていた。これらの要因が総合的に、情報に基づく自律的なSRHに関する意思決定を阻害していた。
【考察】
構造的、文化的、ジェンダー関連の要因が、移民女性の生殖に関する選択とケアへのアクセスを制約している。
【結論】
情報に基づくSRHの選択を可能にするためには、多層的な障壁への対処が不可欠である。

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