Presentation Information

[1I03]Tritium release behavior from FLiNaBe mixed with Ti

*Kazunari katayama1, Yuki Setoguchi1, Kenta Akashi2, Yukinori Hamaji 3, Teruya Tanaka3, Naoko Ashikawa4 (1. Dep. Eng. Sci. Kyushu Univ., 2. Dep. Eng. Kyushu Univ., 3. NIFS, 4. Kyoto Fusioneering)

Keywords:

Tritium,Molten Salt,FLiNaBe,Titanium

液体ブランケット材料として期待される溶融塩は、水素溶解度が小さいため、生成されたトリチウムの透過漏洩が懸念される。水素吸蔵材料を添加することで実効的な水素溶解度を高め、透過量を低減する対策が提案されている。本研究では、FLiNaBeにTiを添加した際の水素同位体挙動に注目した。チタン粉末を含む中性子照射FLiNaBeからのトリチウム放出挙動をかんそくしたところ、Tiの状態によってトリチウム挙動への影響が大きく異なることが示唆された。本発表では、Ti混合FLiNaBeにおける水素同位体挙動とTiの活性化処理について議論する。