Presentation Information
[3G11]Effect of Cr-coating for cladding tube on fuel behavior during a reactivity-initiated accident
*Yoshinori Taniguchi1, Takeshi Mihara1, Kazuo Kakiuchi1, Yutaka Udagawa1, Jinya Katsuyama1 (1. JAEA)
Keywords:
Accident tolerant fuel,Cr-coated cladding,RIA,NSRR
事故耐性燃料の一つであるCrコーティングZr基合金被覆管は、非コーティング被覆管に比べ高い高温酸化耐性を示すことが知られる一方、急激な温度上昇や高速変形に特徴づけられる反応度事故（RIA）時の伝熱・高温酸化挙動等については殆ど知見がない。本報では、Crコーティング改良Zr基合金被覆燃料を対象に実施したRIA模擬実験結果を示すとともに、現行の許容損傷限界の根拠となっている、従来材（非コーティングZr基合金被覆燃料、非照射）を対象とした過去のNSRR実験結果との比較により、Zr/Cr共晶点を超える被覆管温度条件下でのCrコーティング改良Zr基合金被覆燃料のRIA時伝熱挙動及び高温酸化の程度が従来材と同等であったことを示す。