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[11教-ポ-10]教員養成大学におけるパルクール授業の実践報告―第2報―

*Koichi Hasegawa1, Hideyo Aramoto3, Ryosuke Inagaki2 (1. Joetsu University of Education, 2. Gifu Shotoku Gakuen University, 3. Japan Parkour Commission.)
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パルクールは、走る・跳ぶ・登るといった移動動作を通じて心身を鍛える運動文化であり、競技やパフォーマンスとしても発展している(泉,2019;松川,2019)。また、本来のパルクールは環境に応じた効率的かつ安全な移動技術を志向する実践であり、安全な身体操作と段階的習得、さらには環境に応じた判断やリスク管理を重視することから(日本パルクール協会,2026)、体つくり運動(文部科学省,2018)との親和性が高く、学校体育への導入も進みつつある。
 しかしながら、その研究は、バイオメカニクスや社会学的分析が中心的に進められている(中村,2025)。一方で、危険性への懸念も根強く(長谷川ら,2024)、このことが授業導入の阻害要因になっている。
 そこで筆者らは、教員養成大学において全15回の授業を設計し、「基礎動作の体得」「屋外実践」「競技型模擬大会」の3段階からなる学習モデルを構築した。第一報では基礎動作の体得に焦点を当て、動感の連関を意識した段階的指導について報告した(長谷川ら,2025)。
 本研究(第二報)では、第一報の知見を踏まえ、適切な環境判断を伴う指導の在り方が求められる「屋外実践」に焦点を当てる。日本では実施環境の制約が指摘され(松川,2019)、パルクールに関する野外での授業実践に関する研究は十分に蓄積されていない。本研究では、大学構内における環境の安全性を事前に検討し、構造的な安全確認に基づいて動作選択の基準を明確化した。具体的には、構造物の強度や形状を踏まえた負荷設定を行い、強い踏切や着地を伴う動作は制限し、接触的な動作に限定した。
 これらの実践については、授業時の印象分析および感想レポートの自由記述の分析を通して、その成果と課題を明らかにする。

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