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[11教-ポ-11]Skill Acquisition Framework for Excellenceに基づく我が国の水泳指導研究の動向

*Yugo Toyoda1,2, Shin-ichiro Moriyama3 (1. Momoyama Gakuin University, 2. Doctoral Course The United Graduate School of Education Tokyo Gakugei University, 3. Tokyo Gakugei University)
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背景:スポーツ指導における理論と実践の乖離を埋める行動指針として、Skill Acquisition Framework for Excellence(以下、SAFE)という概念がある。この指針に基づく指導は、限られた時間内で運動技能を最大限高めることが期待されている。本研究は、国内の水泳指導文献をSAFEの観点から分類し、研究の蓄積や不足要素を可視化させることを目的とした。方法:データベースCiNiiResearchを用い、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、もぐる、浮く,のいずれかと,指導を掛け合わせ1945〜2026年の文献を収集した。選定基準は、健康増進、歴史・経営が目的ではなく指導介入や調査を含む研究、学会抄録を除く技能習得・指導が主目的の研究、対象が人の研究の3点を設定し文献を抽出した。分析では、本来のSAFEを構成する5つの指標(技能の長期的な定着、個々の能力を少し上回る練習設計、実際の状況に近い環境設計、学習者に応じた練習難易度の調整、課題解決を促す環境整備)を水泳における心理面や学校教育の文脈に合わせ①学習の持続時間、②練習の質、③安全性、④個別性、⑤道具の使用、の項目に改変した。結果:スクリーニングの結果、87編が抽出され、最終的に38編を分析対象とした。各項目の該当数は、長期的な定着を評価する①持続時間が24編、練習設計をみる②練習の質が35編、水辺の自己保全を扱った③安全性が33編、習熟度別の④個別性が28編、と浮き具等の活用をみた⑤道具の使用が36編であった。種目別では、クロール、平泳ぎと浮くに関する研究が散見された。結論:日本の水泳指導研究では、対象種目としてクロールを扱った文献が多数を占める中で、練習設計、水辺の危険回避能力や浮き具等の活用を探る研究が多い傾向にあり、新たな水泳指導法の開発に向け着手すべき研究の視点となることが示唆された。

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