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[11教-ポ-27]学校体育におけるクラウチングスタート指導に関する課題「個別最適な学び」の判断の視点
*Masaya Kondo1, Satomi Uehara2 (1. National Institute of Technology (KOSEN), Toyota Colleg, 2. Aichi University of Education)
本研究は、陸上競技のクラウチングスタートについて、学校体育を対象にした運動学習領域における運動感覚(動感)指導の課題を、運動実践の事例から明らかにすることを目的とする。陸上競技の短距離走において、クラウチングスタートは、加速局面のパフォーマンスを左右する重要な技術である。クラウチングスタートにおける姿勢は、単なる静的な構えではなく、スタート合図からの力発揮を最大化し、効率的な加速動作へと円滑に移行するための準備機能を担っている。このクラウチングスタート技術に関する研究は、大きく分けると、(1)合理的な動作フォームを追究する研究と、(2)技術学習の組み立て方の研究がみられる。学校体育においては、一流アスリートが目指す最高達成の追求ではなく、自己の技能向上を目指す最適達成の視点から学習が構想される。現在の学校体育では、学習指導要領が求める「個別最適な学び」の観点から、クラウチングスタートは自己の学習課題を探究する教材として捉えられる。ここで、「個別最適な」クラウチングスタートとは何か、またそれが「最適」であるいうことを何に基づいて判断したらよいのかという問題が生じる。一つは発育発達の視点であり、この観点から小学校体育ではクラウチングスタートは扱われていない。それでは、中学校期以降においては、どのような視点から判断するとよいのだろうか。本研究では、高校1年生約200名を対象とし、90分授業2回で構成された短距離走単元において、スターティングブロックを用いたクラウチングスタートの実践を行った。その実践をもとに、利き脚、足運びの仕方、動感との関連を調査し、指導上の課題について検討した。
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