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[11教-ポ-29]中・高ダンス授業の印象と受講内容の関連女子大学生を対象としたダンス授業受講経験調査から
*Chiharu Oka1, Hinata Shinohara2 (1. Ochanomizu Univ., 2. Ochanomizu Univ. Graduate School)
中学校でのダンス授業の男女必修化から15年以上が経過したが、体育科教員のダンス授業への指導不安や困難さは未だ解決されていないといえる。本研究では、必修化後のダンス授業の実態を把握するとともに、どのような授業が受講者にどのように印象を与えたかを調査し、中学・高校期のダンス授業における課題を明らかにすることを目的とする。2023年~2026年にO大学に入学した女子大学生のうち、生年が2003年~2008年であり、日本国内の中学校・高等学校を卒業した学生を対象(有効回答数:1896)とし、中学期・高校期に受講したダンス授業の内容および印象について問う質問紙調査を実施した。2025年・2026年度入学者への質問には学習目標への理解の有無を問う質問を追加して実施した。ダンス授業への印象を5件法で質問した結果、非好意的印象が中学期32.5%、高校期22.2%であり、中学期においては3割以上が非好意的印象を抱いていた。授業内容をみると「創作ダンス」を受講した学生が最も非好意的印象を抱き、対して「現代的なリズムのダンス」の受講経験がある学生が最も好意的印象を抱いていた。非好意的印象をもった理由について分類を行ったところ、「教員の指導法」「グループワークの困難さ」「見られることへの羞恥」「ねらいの不明瞭さ」といったカテゴリが抽出された。ダンス授業の学習目標への理解度を問う質問では、中学期においては49%が「理解していた」、36%が「理解していなかった」と回答した。中でも「創作ダンス」のみを受講した群は「理解していなかった」と回答する割合が最も高い結果となった。一方で「創作ダンス」と「フォークダンス」、「創作ダンス」と「現代的なリズムのダンス」を受講した群は一種類のみ受講した群と比較して学習目標への理解が高い結果となり、複数のダンスを経験した方が学習目標の理解度が高くなる傾向が示された。
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