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[1K0301-04-04]New trends in scandium resources and in smelting technology developments

○Osamu Takeda1 (1. Tohoku University)
Chairperson: 中村 健作(JX金属株式会社)

Keywords:

Scandium,Resources,Nickel,Master alloy

希土類金属の一種であるスカンジウムは特異な物理的・化学的性質を有する。ただし,生産量が少なく製造コストが非常に高いため,スカンジウムの応用は特殊な分野に限られている。地殻中のスカンジウムの存在量は決して少なくないが,商業的に利用できる濃集した鉱床がないのがスカンジウムの資源の最大の問題である。歴史的に,スカンジウムはウランや希土類鉱石の副産物として回収され,小規模に製錬されてきた。本発表では,スカンジウムの性質と応用について概説する。さらに,スカンジウムの天然資源と最近の資源開発について述べる。ニッケル・ラテライト鉱床からのスカンジウムの資源供給ポテンシャルとニッケルの湿式製錬における最近のスカンジウム回収技術の開発については詳述する。金属スカンジウムの製造については,金属熱還元および電解還元に基づく還元法の開発について述べる。アルミニウムスカンジウム母合金の直接製造法の開発についても述べ,我々の取り組みについても紹介する。