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[2K0101-11-04]Evaluation of surface displacement in natural hydrogen seepage areas using interferometric SAR analysis

○Kosuke Miyahara1[Student presentation: Bachelor’s course], Kazuya Ishitsuka1, Weiren Lin1 (1. Kyoto University)
Chairperson: 木﨑 彰久(秋田大学)

Keywords:

Surface displacement,Natural hydrogen,Interferometric SAR analysis

脱炭素社会実現に向けてゼロエミッション燃料として期待される水素は現在ほとんどが化石燃料由来で製造されている中、天然水素が製造コストの低さ、CO₂排出量の少なさから注目されている。天然水素湧出地域の近傍ではSub-circular depression(SCD)と呼ばれる円形の窪地の存在が確認されている。SCDは水素が湧出する過程で生成される地形であり、SCDの探査が新たな天然水素湧出地域の発見につながり得る。今回はSCDに対して干渉SAR解析によるアプローチを行った。干渉SAR解析は人工衛星に搭載された合成開口レーダーを用いて地表の微小な変動を求める解析手法であり、地表変動の有無でのSCD存在の判別を試みた。用いたデータは欧州で開発された地球観測衛星Sentinel-1で取得されたものであり、解析には専門ソフトウェアGAMMAを用いた。対象地域はマリ、ブラジルのSCDが存在している地域で、一部のデータでは当該地域での沈下などの微小な変動が確認できた。それ以外のデータに対しては、時間方向にデータ数を増やして行う時系列InSAR解析を用いることで今後さらに詳細な変動の可視化が期待される。