Presentation Information
[3K0101-07-01]Evaluation of the Applicability of Full-waveform inversion for Monitoring Sub-seabed CO2 Hydrate Reservoirs
○Takuya Kasai1[Student presentation: Bachelor’s course], Junnichi Takekawa1 (1. Kyoto university)
Chairperson: 濵中 晃弘(九州大学)
Keywords:
Full Wave Inversion (FWI),Seismic Exploration,Carbon Capture and Storage (CCS),CO2 Hydrate
二酸化炭素地中貯留において、貯留層の長期安定性や安全性を保証するためには高精度なモニタリング技術が重要である。本研究では、海底下地層内でのCO2ハイドレート生成を利用した貯留法を対象とし、全波形逆解析による詳細な速度構造推定の適用性を数値実験により検討した。数値実験には2次元音響波動方程式を用いた。矩形のハイドレート層モデルに対し、低周波数(7Hz)から高周波数(15Hz)へ段階的に解析するマルチスケール法を適用し、その有効性を確認した。次に、観測井(VSP)データの有無が解析精度に与える影響を比較し、深部構造の解析では観測井データの利用が一定程度有効であることを示した。さらに、背景構造が単層構造であるより二層構造であるほうが解析精度は向上することを示した。また、ハイドレート層内での速度構造の勾配、また層直下のフリーガス層(BSR)をハイドレート層と分離して解像できることを確認した。本研究で得られた結果は,CO2ハイドレート貯留層モニタリングの観測システム設計において有用な知見になると考えられる。
