Presentation Information
[3K0101-07-02]Study on excavation data and cutter wear of Tunnel Boring Machines
○Shunsuke Murohashi1[Student presentation: Master’s course], Kimihiro Hashiba1, Katsunori Fukui1 (1. The University of Tokyo)
Chairperson: 濵中 晃弘(九州大学)
Keywords:
Tunnel Boring Machine,Granite,Cutter wear,Rock strength
全断面トンネル掘進機(TBM)による掘削では、ディスクカッタ摩耗が施工性(稼働率・段取り)、コスト(停止損失・交換費)、交換頻度(介入間隔・点検計画)を左右する。本研究では3地点のトンネルを対象に、掘削径や最大推力が大きく異なるTBMの掘削データと摩耗実績を横断的に比較し、地点固有のばらつきによらない摩耗の支配因子について検討した。地山の岩種・地質構造・土被り、室内試験結果、TBM諸元とカッタ配置を整理し、累積摩耗、カッタ位置別摩耗、摩耗形態の傾向を読み取り、推力・トルク・貫入量等から推定した岩盤強度と比較した。さらに、データが得られた区間では旋削試験およびCERCHAR試験を用いて地山の摩耗能を把握し、カッタ摩耗への影響を評価した。その結果、掘削条件や摩耗形態が異なる場合でも摩耗傾向は概ね共通で、転動距離や岩盤強度を考慮すると摩耗量の違いを説明できることがわかった。TBMや掘削条件が大きく異なる3地点の比較を通じて、掘削データに基づく現場間で比較可能な摩耗評価の考え方を整理し、事前の交換計画・コスト見積りの検討に資する結果を得た。
