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[3K0401-08-05]Fundamental Investigation of Electrochemical Scorodite Synthesis for Arsenic Immobilization

○Ken Adachi1, Etsuro Shibata1 (1. Tohoku University)
Chairperson: 篠田 弘造(東北大学)

Keywords:

Scorodite,Arsenic Immobilization,Electrochemical oxidation

非鉄金属製錬プラントなどで発生するヒ素含有廃水の処理法として、化学的に安定な化合物であるスコロダイト(FeAsO₄·2H₂O)としてヒ素を固定化する手法が注目されている。従来は主として”廃水処理”の観点から研究が進められてきたが、とくに近年では、鉱石中のヒ素品位が高い鉱山サイトにおけるヒ素分離のための煆焼工程などに付帯する”ヒ素固定化工程”の観点からも、効率的なスコロダイト合成法の開発が求められている。
スコロダイトは、As(V)を含む水溶液中でFe²⁺を酸化することにより生成される。これまで、酸素やFe(III)を含む固体酸化鉄を用いた化学酸化法が主に検討されてきたが、反応に伴う溶液pHの変動や、回収物への未反応酸化鉄の混入といった課題がある。本研究では電解法に着目し、アノード側でスコロダイトを電析すると同時に、カソード側で銅などの有価金属を回収可能なプロセスを検討した。本発表では、得られるスコロダイト含有電析物の性状を中心に報告する。