2026年度組織学会年次大会

ランチョン・セッション

9月21日(日)・大会2日目 12:25-13:35(70分) 

会場・B会場:17511教室(5階)

(ランチョン・ミーティングにつき、お弁当持ち込み可能)


●ランチョン・セッション
   「大学院生・若手研究者のアカデミックポストへの就職に向けて」


 登壇者 
*藤井暢人(桃山学院大学経営学部 講師)
 船越多枝(大阪経済大学経営学部 准教授)
 舟津昌平(東京大学大学院経済学研究科 講師)
 砂口文兵(神戸大学大学院経営学研究科 准教授)
 概要 
 大学院生や若手研究者にとって、大学などのアカデミックポストへの就職は、個人のキャリア形成はもちろん、組織研究の発展にも関わる重要な課題です。多くの大学院生を抱える大学では、就職に関する知識や情報が蓄積・共有されやすい一方で、大学院生の少ない大学では、そうした蓄積が乏しく、就職に苦労するケースも多く見られます。こうした状況を踏まえ、本ランチョン・セッションでは、大学院生・若手研究者(求職者)へのアンケート調査と、それに基づく大学教員(採用者)へのアンケート調査を実施し、アカデミックポストへの就職をめぐる現状について議論します。具体的には、就職に関する疑問や懸念を明らかにするため、大学院生・若手研究者に対して匿名のアンケートを実施します。その結果を受けて、実際に教員採用に関与している大学教員から匿名のコメントを収集します。これらの調査結果をもとに、本セッションでは、アカデミックポストへの就職活動の実情や、求職者と採用者の間にある認識の違いについて考察し、大学院生・若手研究者が抱える疑問や不安の解消を目指します。