講演情報

[1A06]燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発(1)燃料デブリ等の非破壊計測技術の開発

*高崎 新1、田中 貴大1、清水 圭輔1、鍋本 豊伸1、川村 亘1、羽鳥 正訓1、鈴木 格1、奥村 啓介2、藤 暢輔2、長谷 竹晃2 (1. 東双みらいテクノロジー、2. 国立研究機関法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:

福島第一原子力発電所、燃料デブリ、非破壊計測、アクティブ中性子法、パッシブ中性子法、ミュオン散乱法、X線 CT法、パッシブγ線法

福島第一原子力発電所の廃止措置においては、事故により発生した燃料デブリ(核燃料由来)を取り出し、安全に容器へ収納/保管することが検討されている。原子炉格納容器内部から取り出される物質には、同燃料デブリだけでなく、核燃料溶融物が付着しているグレーチングや支柱のような構造物も含まれています。現状では燃料デブリや溶融物中に含まれる核燃料物質の量を非破壊で計測推定できる技術が確立されていなく、この技術は、その推定精度次第では計測対象の性状把握や燃料デブリの仕分けに利用できる可能性がある。そのためアクティブ中性子やパッシブ中性子法、ミュオン散乱法、X線CT法、パッシブガンマ線法についてシミュレーション解析や要素試験、推定アルゴリズム開発を実施し、燃料デブリへの適用可能性を評価している。

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