講演情報

[2B03]部分的化学分解による放射性セシウム吸着フェロシアン化遷移金属の減容化と再利用

*市川 恒樹1,2、山田 一夫2 (1. 北大、2. 国環研)
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キーワード:

放射性セシウム、汚染飛灰、フェロシアン化遷移金属、共沈法、アルカリ分解、減容化

福島第一原発事故で生じた放射性Cs汚染廃棄物を高温乾式除染して減容化すると137Cs濃縮飛灰が生じるが、飛灰を水洗除染してCsを水側に移し水溶液中のCsを固定化すれば、さらなる減容化が達成できる。汚染水溶液に遷移金属イオンとフェロシアン化イオンを加えてCsを共沈除去する方法は、特別な施設が不要で処理時間が短いという利点があるが、減容度が低いという欠点を持つ。減容度を上げるため、遷移金属には銅を用い、分別したフェロシアン化銅をNaOH溶液で部分分解してセシウム吸着フェロシアン化銅と水酸化銅および遊離フェロシアンイオンとし、次にフェロシアン化銅と水酸化銅の混合物にHCl溶液を加えて水酸化銅を溶解させたところ、セシウム吸着フェロシアン化銅の重量を元の1/5程度にまで低下させることが出来た。分離したフェロシアンイオン及び銅イオンは共沈法に再利用可能である。

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