講演情報
[97]CADモデリング手法とフォトグラメトリ手法を併用したメタバース商店街の構築と検証熊本市中心市街地におけるメタバースを活用したまちづくりの取り組み
○古賀 元也1、藤本 賢志2、有馬 隆文3、清島 浩徳1、坂元 旭1、藤原 拓巳1、大塚 虹彦1 (1. 崇城大学、2. 株式会社ナレッジコミュニケーション、3. 佐賀大学)
キーワード:
メタバース、商店街、CADモデリング手法、フォトグラメトリ手法、まちづくり
現実の商店街を仮想空間上に再現し,その中で参加者同士が交流やまちづくり活動を行うことができるプラットフォーム「メタバース商店街」を構築することは,オンライン交流の利便性や特性を活かした新たなまちづくりの取り組みの可能性に期待でき,また,将来的に新たな感染症の流行で,再びまちなか活動の自粛が求められるような状況においても商店街の代替的な対策としての活用にも期待できる。しかし,商店街やまちなかなど広域空間を対象に,高精度でメタバース空間を構築する場合,膨大な労力とコストが伴うことから,特に地方都市の小規模な商店街では取り組むことが容易ではない。そこで,本研究では,広域空間を対象に高精度で再現性の高いメタバース商店街の構築し,メタバース商店街を活用したまちづくりの実施,有用性の検証を目的とする。
