セッション詳細

[[G]3101-1pm]次世代分子システム化学のフロンティア―協奏的機能発現の素過程的理解

2025年3月26日(水) 13:00 〜 15:40
[G]3101(第4学舎 3号館 [1階] 3101)
分子が複雑な集合体を形成することにより新たな分子機能の発現を目指す―それが次世代分子システムであり,そのフロンティアでは,従来の分子単体での機能に特化した化学では到達できない新規機能物質の開発に対して分野横断的な新たなアプローチが展開されている。分子を組み合わせることで1+1以上の新たな機能を創出するためには,それらの協奏的連動が不可欠である。本シンポジウムでは,高機能性を有する協奏的新機能の生成へ向けた分子機能活性化の理解と分子デザインに関して議論を行う。特に生体分子などの高度で複雑な協奏的分子機能に関して、分子機能が発現する瞬間的な時空間状態を直接観測する計測技術、それを理論的にモデリングしデザインする理論技術、そして現実に新機能を創出する実験技術を独自に有する研究者を一同に集め、最新の研究成果の講演およびパネルディスカッションを行い、次世代分子システム化学の将来展開を討論する。

開会挨拶

[[G]3101-1pm-01]機能性タンパク質の設計に向けたタンパク質構造ライブラリーの生成

○古賀 信康1,2 (1. 大阪大学、2. 自然 ExCELLS)

[[G]3101-1pm-02]AlphaFoldと分子シミュレーションの統合によるタンパク質機能発現ダイナミクスの解明

○岡崎 圭一1 (1. 分子科学研究所)

[[G]3101-1pm-03]分子が機能する瞬間を捉える:X線自由電子レーザーによる分子動画解析

○南後 恵理子1,2 (1. 東北大学 多元物質科学研究所、2. 理化学研究所 放射光科学研究センター)

[[G]3101-1pm-04]時間分解赤外分光法による酵素反応中間体の捕捉

○久保 稔1 (1. 兵庫県立大学)

[[G]3101-1pm-05]化学修飾で探る酵素の機能創出

○小野田 晃1 (1. 北海道大学)

[[G]3101-1pm-06]タンパク質と合成低分子の協奏による蛍光センサーの開発

○寺井 琢也1 (1. 東大)

[[G]3101-1pm-07]細胞機能の厳密制御を目指した細胞膜受容体の機能デザイン

○清中 茂樹1,2 (1. 名大・院工、2. 名大・量子イノベ研)

[1G_310105-11-9add]パネルディスカッション

閉会挨拶