セッション詳細
[[G]3201-2am]化学者のための放射光ことはじめー微小単結晶・粉末構造解析の基礎と応用
2025年3月27日(木) 9:00 〜 11:40
[G]3201(第4学舎 3号館 [2階] 3201)
高輝度・高分解能の放射光を利用したX線回折は,新物質創製にかかわる構造解析研究の趨勢を左右する決定的手段として重要である.特に μmサイズの微小単結晶や粉末結晶からの構造解析は,医薬品,触媒,半導体,燃料電池など幅広い分野における必須の手法となっており,測定対象も結晶から非晶質までをカバーしている.我が国の放射光施設では様々な機能性分子・材料の構造研究に適したビームラインの高度化,測定手法が開発されている.本企画では,放射光施設を利用して研究を行っている化学者を招き,微結晶・粉末結晶X線回折による構造解析の基礎から先端・産業利用における最近の成果について丁寧に講演頂く.
[[G]3201-2am-01]粉末X線回折による構造解析の基礎と先端応用
○藤井 孝太郎1 (1. 東京科学大学)
[[G]3201-2am-02]蓄電池材料の全散乱データを用いた原子配列モデリングとトポロジー解析
○北村 尚斗1 (1. 東京理科大学)
[[G]3201-2am-03]放射光X線を用いた水素結合性有機フレームワークの微小単結晶構造解析
○久木 一朗1 (1. 大阪大学)
休憩
[[G]3201-2am-04]見えないものを観るタンパク質微結晶エンジニアリング
○上野 隆史1 (1. 東京科学大学)
[[G]3201-2am-05]共焦点X線回折による全固体蓄電池の反応分布解析・ピンクビームによる高時間分解能反応機構解析への展開
○藤波 想1 (1. 京都大学)