セッション詳細
[BI-4]日本の産学官による量子ICT研究開発の最前線
2024年3月6日(水) 9:00 〜 12:05
工学部 1階 107(広島大学 東広島キャンパス)
座長:遠藤 寛之(国立研究開発法人 情報通信研究機構)、兪 鈺(東芝)
量子計算機、量子センシング、量子暗号といった、いわゆる量子ICTは我々の社会や生活に大きな影響を与える技術であると広く認識されるまでになった。日本では、大学や国研はもとより、その商業上の価値を見出した企業が、時には緊密な連携により、量子ICT技術の研究開発と普及を推し進めてきた。そこで、本セッションでは、産学官の取り組みという視点から量子ICT技術の最前線を紹介することを目的とした。さらに、量子計算機でも解読不可能な公開鍵暗号である耐量子計算機暗号や、量子ネイティブの発掘を目指す量子人材育成の取り組みも合わせて紹介することで、より幅広い分野の人々が量子ICT技術へ関わる気運を醸成することも期待する。