セッション詳細

[BI-8]創発的問題解決の理解と支援:脳科学・心理学・情報科学の融合研究に向けて

2024年3月7日(木) 9:00 〜 12:00
工学部 1階 103(広島大学 東広島キャンパス)
座長:小川 剛史(ATR)、津川 翔(筑波大学)、山岡 明奈(沖縄国際大学)
私たちは、日常的に様々な課題などに対し、個人あるいは他者とのインタラクションを通じて解決しようとしている。最近では、芸術的活動や創発的な問題解決など創造性の理解に関わる研究が行われている。人が問題を解決するための要因や、それを促進するためのメカニズムを理解することができれば、精神的に豊かな状態を実現するのに貢献すると期待される。創発的問題解決を理解する上で、人の個性や環境、他者との相互作用など様々な要因が考えられるが、これらを理解するためには、脳科学的アプローチや、社会的相互作用を分析するための心理学的・行動学的アプローチなど様々な分野の知見を融合することが不可欠である。本セッションでは、様々な学問分野で活躍する研究者を招き、創発的問題解決や社会的相互作用、およびこれらを分析するための基盤技術、問題解決を支援する情報通信システム等の研究の最前線を紹介していただく依頼シンポジウムを開催する。

座長挨拶

[BI-8-01]脳波・脳磁図の電流源推定法による認知科学へのアプローチ

○森重 健一1 (1. 富山県立大)
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[BI-8-02]脳科学・心理学は「こまりごと」の解決を支援しうるか?

○大須 理英子1、大隈 玲志1、富田 望2、熊野 宏昭1 (1. 早稲田大学、2. 東京学芸大学)
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休憩時間

[BI-8-03]脳の統計学習に基づく,音楽の創造性の計算論的・神経生理的理解

○大黒 達也1 (1. 東京大学)
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[BI-8-04]創造的問題解決における他者の役割

○清河 幸子1 (1. 東大)
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