セッション詳細

シンポジウム7(摂食嚥下リハビリテーション委員会シンポジウム) 歯科医療者が知っておきたい「薬剤と口腔機能」

2025年6月28日(土) 15:30 〜 16:50
第3会場(幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホールB)
座長:戸原 玄(東京科学大学 摂食嚥下リハビリテーション学分野)、飯田 貴俊(北海道医療大学 歯学部生体機能・病態学系摂食機能療法学分野)
【ねらい】
近年、特に高齢者において、薬剤が全身に与える影響について関心が高まっている.この潮流は歯科領域も例外ではなく、臨床において薬剤の影響と考えられる口腔機能の低下や異常を経験する機会は増えている.そこで本企画では、高齢者歯科医療に携わる者すべてを対象に、薬剤が口腔機能へ与える影響や対応、臨床におおける今後の課題について議論する場を目指す.そのために、薬剤師からは総論的に、歯科医師からは各論的にそれぞれの立場から語っていただく.口腔の異常に対するFirst accessは歯科となることが多い.薬剤と口腔機能の関係への理解は、多職種連携が求められる高齢者医療において、歯科医療者に求められる課題のひとつである.

[SY7-1]薬剤が高齢者の口腔機能に与える影響

○平井 みどり1 (1. 神戸大学 名誉教授)

[SY7-2]薬剤と嚥下障害~生活期での現状と課題~

○田中 信和1 (1. 大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部)

[SY7-3]薬剤性口腔乾燥症について

○伊藤 加代子1 (1. 新潟大学医歯学総合病院 口腔リハビリテーション科)

[SY7-4]歯科と薬剤師(薬局)がつなぐ地域多職種連携

○吉見 佳那子1 (1. 東京科学大学大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 助教)