セッション詳細

[A4](シンポジウム)地方部の子どものActive School Travelをいかに支援するか?:地理情報科学とGISの可能性

2025年11月1日(土) 16:00 〜 17:40
A会場(共通教育棟 C21番教室)
子どものActive School Travel (AST:徒歩や自転車による登下校)を促進することは,子どもの運動不足や肥満,移動自由性の観点からも重要な課題である.しかし,日本の地方部においては,小学校統廃合による子どもの移動距離の増加,子どもの見守り手の不足,交通安全面での不安など,子どものASTを脅かす社会的状況がいくつもある.この状況に対して,地理情報科学やGISはどのように貢献できるだろうか?本シンポジウムでは,大会開催地である富山において子どものAST把握や促進に取り組む2名の研究者と,他の地方部で同様の問題に取り組む2名の研究者による話題提供から,地理情報科学の知識や,GISやGPSといった技術・データが,地方部における子どものAST促進にどのように貢献できるかを議論し,富山を含む日本の地方部における子どものAST促進への視座を得る.
※企画採択後には地元関係者にも広く声を掛け,富山でのAST促進の実践につなげることも意図する
予定登壇者:大西宏治(富山大学),高柳百合子(富山大学),安部孝文(島根大学),橋本成仁(岡山大学)
モデレータ:雨宮護(筑波大学)

[A4-01]企画セッション