セッション詳細

[SY05]シンポジウム05:在宅医療が支える!がんサポーティブケア~がん治療中から人生の最期まで地域で伴走する~(公募企画)

2026年7月4日(土) 9:00 〜 10:30
第7会場(札幌コンベンションセンター 204)
座長:宮下 直洋(HOME CARE CLINIC N-CONCEPT 内科、血液内科、緩和ケア内科)
がん治療中の患者において、症状が悪化した際や点滴が必要になった場合といいた化学療法以外の臨時受診が大きな負担になっている。このような際には在宅医療ががんサポーティブケアを提供する意義は大きいが、在宅医療側が化学療法をはじめとしたがん治療やサポーティブケアの経験や知識がなく、十分に対応できないケースも散見される。

がん治療中から質の高いサポーティブケアを提供することは、儚くも治療の効果がなくなった場合にも力強く支援することでシームレスに人生の最終段階までを伴走する体制に移行できると考えている。「2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関するとりまとめ(厚生労働省)」においても、がんサポーティブケアは地域で対応することが求められており、Integration of Oncology and Home palliative care(IOH)を推進していくべきである。

演者たちは、がん治療との連携を行っている在宅医療従事者であり、そのノウハウを共有することで、がん診療との協働:IOH を推進していきたい。また会場全体で「進行がんと診断されても慣れ親しんだ家で最期までよく生きる」を支えるための工夫を考えていく。

[SY05-1]「がんサポーティブケアは住まいの地域で!」IOHが切り開く、都市/離島、日本中どこでも"自分らしく生きる"ための実装戦略

田上 恵太1,2,3,4,5,6,7,8 (1.悠翔会くらしケアクリニック練馬, 2.東北大学大学院医学系研究科緩和医療学分野, 3.一般社団法人IPP研究会: Integration of Primary care & Palliative care, 4.よしき往診クリニック/一般社団法人KISA2隊, 5.徳之島徳洲会病院 緩和ケアアウトリーチチーム, 6.名瀬徳洲会病院 緩和ケアチーム, 7.葛西医院, 8.一般社団法人KISA2隊)
2008年~東北労災病院初期研修、腫瘍内科医師、緩和ケアチーム
2012年~国立がん研究センター東病院、中央病院緩和医療科
2017年~東北大学大学院医学系研究科緩和医療学分野講師
2023年~やまと在宅診療所登米 8ヶ月限定院長
2024年~悠翔会くらしケアクリニック練馬院長

[SY05-2]在宅医療が支える、がんサポーティブケアにおける薬剤師の役割

能勢 悠介 (医療法人双樹会よしき往診クリニック)
2013年 薬剤師免許取得。同年、医療法人倫生会みどり病院薬剤部に入職し、臨床経験を積む。2016年よりウエルシア薬局株式会社にて調剤併設型ドラッグストアにおける地域医療に従事。2020年8月より現職。現在は在宅医療に特化した薬剤師業務に従事。 日本在宅医療連合学会、日本プライマリ・ケア連合学会会員。PhDLS(薬剤師災害医療支援)プロバイダー。がん治療と在宅緩和ケアの統合(IOH)を見据え、治療期からのシームレスな薬剤師介入の実践と地域連携の構築に注力。

[SY05-3]オピオイド持続投与を用いた疼痛緩和で化学療法を支える提案

石川 彩夏1,2 (1.医療法人社団淳友会 わたクリニック, 2.国立がん研究センター中央病院 緩和医療科)
2015年 東京女子医科大学医学部医学科卒業
2015年 横須賀市立うわまち病院(現 横須賀市立総合医療センター) 初期臨床研修医
2017年 横須賀市立うわまち病院(現 横須賀市立総合医療センター) 総合内科
2022年 国立がん研究センター中央病院 緩和医療科 レジデント
2025年 医療法人社団淳友会 わたクリニック

[SY05-4]在宅医療は敗戦処理じゃない - がんと闘い、支える、訪問診療医 -

宮下 直洋1,2 (1.HOME CARE CLINIC N-CONCEPT, 2.NPO血液在宅ねっと)
2009年 札幌東徳洲会病院 初期臨床研修医
2011年 市立函館病院 血液内科 医員
2013年 札幌厚生病院 血液内科 医員
2014年 北海道大学病院 血液内科 医員
2018年 北海道大学病院 血液内科 特任助教
2020年 HOME CARE CLINIC N-CONCEPT 院長