セッション詳細

[SY11]シンポジウム11:若手×レジェンド~ともに築く次世代の在宅医療とは?~(企画:プログラム委員会)

2026年7月4日(土) 10:45 〜 12:15
第4会場(札幌コンベンションセンター 中ホールB)
座長:洪 英在(日本福祉大学 社会福祉学部),飯田 智哉(巡る診療所)
高齢化の進展や疾病構造の変化、医療技術やDXの進歩、QOL向上を重視した医療への期待の高まりなどにより、在宅医療のニーズは増大し、多様化している。
そのような現状の中で、在宅医療の担い手は次世代を担う若手からレジェンドクラスまで多世代に渡り、世代間における医療観や価値観のギャップが現場で問題となることも多い。
本シンポジウムでは、新進気鋭の若手と在宅医療におけるレジェンド、各2名ずつに登壇してもらい、ともに築く次世代の在宅医療について大いに語ってもらう。地域づくりは人づくりという言葉があるが、各々がどのように地域や人と関わってきたのか、どのように地域の中で役割を担い在宅医療の発展に寄与してきたのかをクロストークする中で、我々はレジェンドから何を受け継ぎ、次世代に何を残すべきなのか、ともに築く次世代の在宅医療とは何なのか、議論したい。
若手とレジェンドの融合から多くを学び次世代へと生かす、会場も一体となった活気溢れるシンポジウムになること必至。全世代、全職種の参加を歓迎する。

[SY11-1]若手訪問看護経営者の立場から

藤野 泰平 (みんなのかかりつけ訪問看護ステーション)
2006年 聖路加国際病院 救命センター看護師
2014年 株式会社デザインケア/
みんなのかかりつけ訪問看護ステーション 代表取締役
2014年 日本男性看護師会 創始者
2025年 日本在宅看護学会 学術集会長
東京大学、慶応義塾大学等で非常勤講師

[SY11-2]異なる地域への多拠点展開から見えた在宅医療の本質 ~「生活を支える」普遍的ニーズの再認識~

内田 貞輔 (医療法人社団貞栄会 静岡ホームクリニック)
2007年:聖マリアンナ医科大学卒業。初期研修後、内科領域で経験を積む。
2012年:聖マリアンナ医科大学 内科学講座の助教に就任。専門医療と退院後支援のギャップを意識し、在宅医療への志向を強める。
2015年:静岡ホームクリニックを開院し院長に就任。24時間365日対応の在宅医療体制を構築。
2016年:医療法人社団貞栄会を設立し理事長に就任。2019年以降、東京・千葉、名古屋、神奈川へ拠点展開を進める。
医学博士
日本在宅医療連合学会 指導医
日本内科学会 総合内科専門医
日本リウマチ学会 指導医
日本プライマリ・ケア学会 指導医
日本緩和医療学会 認定医

[SY11-3]病院完結型医療から在宅ケアへ ― 超高齢・多死社会における看護師の役割と専門性

石垣 靖子 (北海道医療大学)
北海道医療大学名誉教授
北海道大学医学部附属看護学校教務主任、北海道大学附属病院副看護部長などを経て、1986年から医療法人東札幌病院看護部長・副院長、理事を歴任。
2004年から北海道医療大学大学院看護福祉学研究科教授、2016年より同大学名誉教授。
1992年にエイボン女性大賞を受賞。

[SY11-4]「地域で医師を育てる」ことを旗頭として、「地域を一つの“病院”と捉える」と唱えつつ、包括ケアシステムの構築に関わる経験を振り返って

川越 正平1,2,3 (1.あおぞら診療所, 2.松戸市医師会, 3.千葉県医師会)
1991年東京医科歯科大学卒。虎の門病院での内科研修修了後、同院血液内科医員。1999年医師3名のグループ診療の形態で千葉県松戸市に在宅医療を中心に取り組むあおぞら診療所を開設。
臨床実践と並行して、緩和ケア普及のための地域プロジェクト、柏プロジェクト、在宅医療連携拠点事業、地域包括ケア研究会(厚生労働省老健局)、適切なケアマネジメント手法等の事業や研究に関与してきた。
松戸市の介護保険運営協議会や地域ケア会議の会長を2014年度以来担当するとともに、松戸市在宅医療・介護連携支援センターの管理責任者を務めている。2022年に松戸市医師会長に就任。障害者福祉計画推進協議会会長等も担当し、市行政と医師会の関係性強化や地域共生社会の実現に向けて取り組んでいる。
2024年より千葉県医師会理事(地域包括ケア担当)を併任。そのほかに、日本医師会地域包括ケア推進委員会・小児在宅ケア検討委員会委員、当学会副代表理事、東京科学大学臨床教授。
主な著書に「医師アウトリーチから学ぶ地域包括ケア支援困難事例集」「今日の治療指針」(2018年版~)「在宅医療バイブル」「介護職のための医療とのつきあいかた」