国際開発学会第26回春季大会
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プレナリーセッション

国際開発学会第26回春季大会
プレナリーセッション

包摂的開発を実践する国家の作り方: 北海道からの提言

1. テーマ「包摂的開発を実践する国家の作り方: 北海道からの提言」

2. イベント内容
日時：2025年6月21日(土) 16:30〜18:45
場所：北海道大学高等教育推進機構　E310教室

3. プログラム　(言語/日本語)
  • 16:30 - 開会の挨拶  髙橋 彩 (北海道大学　理事・副学長)　
  • 16:35 - 趣旨説明  鍋島 孝子
               (北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 /
                国際食資源学院　教授)
  • 16:40-18:00  個人とグループによる4口頭発表20分ずつ  

    •  食料安全保障について
      「食料安全保障と『食の民主主義』」
      清水池 義治（北海道大学大学院　農学研究院　准教授）
      北海道大学大学院農学研究院農業経済学分野・准教授。雪印乳業酪農総合研究所、名寄市立大学保健福祉学部を経て2016年より現所属。専門は農業経済学、農産物流通。主な編著書籍に『生乳流通と乳業』（単著）、『躍動する中国の酪農乳業と生乳流通』（共編著）など。

    • エネルギー政策について
      「自然エネルギーで北海道独立？」
      鈴木　亨（特定非営利活動法人(NPO)　北海道グリーンファンド　理事長）
      自治体、生協職員を経て、1999年に北海道グリーンファンドを設立。市民出資型風力発電のパイオニアとして、全国各地の地域主導による風力発電事業の開発、ファイナンス、保守管理等、事業化を支援。2012年一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構を設立。
    • 自然との共生
      「学生サークルの長期モニタリングから見えてきたヒグマと人間の関わり」
      大部　鏡悟　(北海道大学ヒグマ研究グループ代表　北海道大学法学部3年)
      山に惹かれてクマ研に入会。北海道の大自然とクマに魅せられサークル活動としてヒグマの研究に取り組む。好きなヒグマの痕跡は歩き回って食べ散らかされたフキの食痕。
      福島　拓　(北海道大学理学部2年) 
      北大ヒグマ研究グループ2年目。都会で生まれ育ち、自然への興味からこのサークルに所属した。その後自分がインドア派であることに気づく。
    • 近代化・開発問題とアイヌ民族への同化政策
      「開発とアイヌ」
      原田　公久枝　(アイヌ舞踏家) 

      FaceBook でのフリーペーパー"RUYKA ITAK言葉の架け橋"代表。アイヌの歌・踊り、お笑いのパフォーマンスとしてHunpe sisters. スㇽク&トノト、ユニット木の芽。自由学校遊[孝鍋1] 『ゆうひろば』にてコラムを担当。FMアップル『イランカラㇷ゚テ』コメンテーター。

  • 18:00-18:05 - 休憩（この間に質問用紙を担当学生にご提出ください）
  • 18:05-18:15 - ２名の討論者による総括とコメント
    • 木全　洋一郎　（JICAブータン事務所　所長）
      2024年12月までJICA帯広代表。2019年4月から3年間岩手県陸前高田市役所に出向。途上国と日本の地域との同時代の課題・取り組みをつなぐことで、国際開発と地方創生それぞれに新たな価値と可能性を共創していくことがライフワークに。
    • 加藤　知愛　（北海道大学　北極域研究センター　研究員）
      国際広報メディア博士。北海道大学北極域研究センター研究員、山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター客員准教授。実践者の言語データ解析を通じて、異なるセクターや組織文化が交差する場面におけるハイブリッド組織の構造やメカニズムを解明する研究に取り組んでいる。
  • 18:15-18:40 - フロアとの質疑応答
  • 18:40-18:45 - 閉会の挨拶
    • 山田　肖子　(国際開発学会会長 / 名古屋大学国際開発研究科 教授)


4. 概要
今大会のプレナリーでは、北海道が自治的かつ包摂的に実践すべき食料安全保障と自然環境、先住民族の問題を討論します。専門分野の研究者や実務事業者、そして先住民族の視点からの北海道開拓の歴史の報告を聞いて、開発に関するこれまでの問題点を明かにし、今後の展望を探究します。今大会テーマは本学会会員にとって共通し、それぞれが直面する問題だと思います。それを北海道特有の歴史や社会構成、自然環境などの事例から考えます。

 

If you need a translation of Japanese into English for the plenary session, please move to at the Room E312. You can see Zoom simultaneous interpretation on the room screen or you will be able to access the following Zoom URL for using this interpretation system on your own PC:  

Saturday June 21 June, 16: 00- 19:00  
https://zoom.us/j/91364474534?pwd=xthnPtKtAtMYngiyZ5Gk8YxKCbb8dK.1

Meeting ID: 913 6447 4534
Passcode: 159239