講演情報

[HSP12]磁性流体に加える外部磁力と形成されるスパイク底面の形状の関係をヘレショウセルを用いて解明する方法の提案

*前川 司1、永井 翔1、石井 漸1、冨士 佳蓮1、飯田 凌央1、大加戸 蒼汰1、川勝 和哉1 (1. 兵庫県立姫路東高等学校科学部物理系研究部)

キーワード:

スパイク、ヘレショウセル、ラビリンスパターン

磁性流体に磁場を近づけると磁束密度の強さによってスパイク底面の形状はさまざまに変化する。この形状変化を正確に知る方法として、磁性流体をヘレショウセルにする方法を考案した。ヘレショウセルにした磁性流体にコイルで垂直方向に外部磁場を加えると、一様に現れるラビリンスパターンはスパイク底面の形状を歪むことなく示す。外部磁力の強さを変化させるとラビリンスパターンの形状の割合は連続的に変化する。