講演情報
[HSP15]河川・海水中の窒素濃度測定器の開発
*久米村 楓果1、青野 未來1、岩本 あおい1、上山 優月1、古城 由里菜1、四元 優衣1、河野 裕一郎1 (1. 国分高校)
キーワード:
窒素、赤潮、養殖魚、ナフチルエチレンジアミン吸光光度法、LED
赤潮の原因である亜硝酸態窒素の、環境水中での濃度を測定するために、ナフチルエチレンジアミン吸光光度法を用いた簡易吸光光度計を作成した。測定用の光源には緑色LEDが最適であり、0.2 mg/L以下の亜硝酸水溶液の濃度を正確に測定できた。海水や河川水の測定においても市販のパックテストとほぼ同じ値が得られ、特に生活排水が流れ込む河川では亜硝酸濃度が高く、降水量によって濃度が変化することが示唆された。