セッション詳細
【一般公募企画1】基礎教育と継続教育をつなぐ授業設計と研修設計の共有
~クリニカルパスからの逸脱の判断と包括的アセスメント~
2025年9月12日(金) 14:00 〜 15:00
第5会場
座長:西村 礼子(東京医療保健大学医療保健学部・大学院医療保健学研究科教授)
企画代表者:西村 礼子(東京医療保健大学医療保健学部・大学院医療保健学研究科教授)
講師:吉中 麻美子(NTT東日本関東病院看護師長)
小沼 由香(NTT東日本関東病院教育支援開発部門スタッフ)
小堺 隆寛(NTT東日本関東病院主任)
企画代表者:西村 礼子(東京医療保健大学医療保健学部・大学院医療保健学研究科教授)
講師:吉中 麻美子(NTT東日本関東病院看護師長)
小沼 由香(NTT東日本関東病院教育支援開発部門スタッフ)
小堺 隆寛(NTT東日本関東病院主任)
高齢社会の進展に伴い、地域包括ケアシステムの重要性が増している。看護師は、病院だけでなく、地域における療養生活を支える重要な役割を担っており、変化する患者の状態・状況を的確にとらえる能力、最良のリサーチエビデンス・患者の価値観・臨床的専門技能に基づく看護師の臨床判断、地域での生活を見据えた包括的な視点や専門職連携の能力が求められている。 クリニカルパスは、標準的な診療計画を示す有用なツールであり、臨床現場では多く活用されているが、クリニカルパスからの逸脱は、包括的アセスメントによる患者の全体像の把握と個別性ある看護介入への転換が必要であり、クリニカルパスからの逸脱を予測・気づき、焦点的アセスメントから包括的アセスメントにつなぐ臨床判断能力が不可欠である。
本交流集会では、4つの話題提供と参加者との意見交換により、基礎教育と継続教育をつなぐ授業設計と研修設計の共有の有効性と具体的な方法について考える機会とする。
まず、話題提供①では、焦点的・包括的アセスメントに基づく臨床判断とEBPの授業設計を紹介する。話題提供②は、基礎教育の授業設計にもとづくラダーⅠ・Ⅱ対象の研修設計について、話題提供③④は、ラダーⅠ・Ⅱのレディネスや現状と課題にもとづく事例、プログラム、環境など具体的な内容を紹介する。
意見交換では、患者の状態変化を客観的に捉えるためのフィジカルアセスメント能力、エビデンスに基づく実践(Evidence-Based Practice: EBP)のための臨床判断能力、地域包括ケアシステムで求められる専門職連携などについて、看護師に求められる能力と現状について話し合う。その後、クリニカルパスからの逸脱を判断するための包括的アセスメントに焦点を当て、基礎教育と継続教育を融合する授業設計と研修設計の共有、OffーJTからOJTにつなげる研修について意見交換を行う。
本交流集会では、4つの話題提供と参加者との意見交換により、基礎教育と継続教育をつなぐ授業設計と研修設計の共有の有効性と具体的な方法について考える機会とする。
まず、話題提供①では、焦点的・包括的アセスメントに基づく臨床判断とEBPの授業設計を紹介する。話題提供②は、基礎教育の授業設計にもとづくラダーⅠ・Ⅱ対象の研修設計について、話題提供③④は、ラダーⅠ・Ⅱのレディネスや現状と課題にもとづく事例、プログラム、環境など具体的な内容を紹介する。
意見交換では、患者の状態変化を客観的に捉えるためのフィジカルアセスメント能力、エビデンスに基づく実践(Evidence-Based Practice: EBP)のための臨床判断能力、地域包括ケアシステムで求められる専門職連携などについて、看護師に求められる能力と現状について話し合う。その後、クリニカルパスからの逸脱を判断するための包括的アセスメントに焦点を当て、基礎教育と継続教育を融合する授業設計と研修設計の共有、OffーJTからOJTにつなげる研修について意見交換を行う。