セッション詳細

【ランチョンセミナー8】総合医療ネットワークシステムを活用した際の効果や看護業務改善への取り組み

2025年9月13日(土) 12:20 〜 13:20
第3会場
座長:藤井 晃子(名古屋大学医学部附属病院副病院長・看護部長)
講師:山内 崇裕(蒲郡市民病院副看護局長)
   大山 慎太郎(名古屋大学未来社会創造機構予防早期医療創成センター准教授)
共催:ニプロ株式会社
患者の死亡を予測することは時として難しく、治療介入の遅れや患者と家族の時間を十分に確保できない事例は少なからず存在する。そこでEWS(Early Warning Score)システム導入前後で、看護師が患者の死亡を予測していたかを比較・検討する。
次に少子高齢化による働き手不足や医師の働き方改革などによる各職種のタスクシフトの影響から、看護業務の効率化が今後ますます重要となる。院内で数多く利用される機器として輸液・シリンジポンプが挙げられる。輸液・シリンジポンプではアラーム対応について課題があり、課題解決と同時に効率化できる余地があると考える。
今回、「ニプロ総合医療ネットワークシステムHN LINE」を用いてEWSシステムを確立し、予測しない死亡を低減することができたか、また、輸液ポンプの無線技術を駆使して警報対応を効率化し、看護業務の効率化にどのような影響を与えることができたか紹介する。