セッション詳細

【特別企画3】東海・北陸地区看護協会企画
東海北陸地区7協会で取り組む若手看護職のリーダーシップ教育研修Ⅰ
若手リーダーを育てる

2025年9月13日(土) 9:00 〜 10:30
第4会場
座長:三浦 昌子(愛知県看護協会会長)
講師:三浦 昌子(愛知県看護協会会長)
   小林 千鶴(石川県看護協会会長)
   江守 直美((前)福井県看護協会会長)
   青木 京子(岐阜県看護協会会長)
   松本 志保子(静岡県看護協会会長)
   谷 眞澄(三重県看護協会会長)
   岡本 里美(富山県看護協会会長)
目的:東海北陸看護協会合同による「若手看護職のリーダーシップ教育研修Ⅰ」の取り組みの成果と今後のリーダー育成について検討する。
概要:これからの時代は少子化が進み生産年齢人口の減少が推測されるとともに、現代の目まぐるしい社会環境の変化や求められるサービスの変化によって、早い時期からリーダーシップの発揮を求めていく必要が急務です。かつては、1年目〜3年目(以下若手とする)といえば管理者や先輩の指示を受けて正確かつ素早く業務をこなすことが一番に求められていました。リーダーシップは管理者がとるものという考えが強くあり、若手が早い時期からリーダーシップを発揮する機会はあまりなかったと思います。
リーダーシップの発揮は、積み重ねてきた習慣の結果に表れるものです。自ら考え、決定し、責任を広げる習慣を意識的に重ねていくことが大切になります。そのため、リーダーシップを求められる中堅や管理的な立場になったからといって、急にリーダーシップを発揮するのは難しいものです。
今までになかった習慣を身につけるには時間が必要になります。若手のうちに業務や段取りだけでなくリーダーシップの発揮も合わせて身に付けておかなければ、業務に対する自主性などが養われず、物事を判断し自ら行動してリーダーシップを発揮することが難しく、質の高い看護管理者が育たない可能性があります。そこで、愛知県看護協会は令和4年度からリーダーシップを育成する研修を段階的に構築してきました。
今回、東海北陸においても生産年齢人口の減少に伴い若手のうちからリーダーシップを発揮できる看護師を育成することで質の高い看護管理者の育成に繋がると考え、愛知県看護協会のリーダーシップ研修を東海北陸の看護協会合同で取り組むことにしました。このリーダーシップⅠの研修に取り組んだことから、組織の変化や個人の成長そして課題明らかにし今後のリーダー育成について考える。